農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【種もみをまく】

今日は種まき。

今年も隣町の田んぼ5反分の種まきをしました。


籾をかぶったお米の先に白く小さく飛び出ているのが芽。
種もみを水に浸けて積算100℃になると芽が出ます。
でもたいてい、70℃~80℃ででるかな。
あまり芽が立ちすぎると、作業中に芽が折れちゃう。
芽が出ていないと、田植えまでの苗の育ちが心許なくなっちゃう。
田植えから逆算して25日を目安に、浸水作業を行うようにしています。



種を蒔いた後土をかぶせた苗箱をきれいに並べて、太陽シートで保温。
2,3日したら、つんつんした緑色の芽が出てきているはず。

 


雨降りの日は、太陽シートを寒冷紗という資材に変えてかぶせるのですが、今年は、しばらくお天気が続きそうなので、太陽シートのままでよさそうです。
太陽シートを寒冷紗にかけ替えるのも、けっこう大変です。
風が強めに吹いている日なんていうのは、なおのことです。
農作業はいつも、お天気を気にしながら。

自然はいつも人になんかかまっていない。
だから、自然にはとうていかなわない。
自然にあわせて、自然と一緒に進んでいくしかないんだな。


去年の苗は、なんだかひょろひょろしていて、根の張り具合も弱かったのだけれど、今年の苗はどんなかな。
無事にしっかり成長しますように。