見たい映画に出会いました。
耕すものとして、そして、毎日台所に立つものとして、とても興味をそそられます。
季節の手仕事や台所仕事、季節と共に生きる生活に憧れるものとして、「一汁一菜」を勧める土井善晴さんの存在も気になっています。
久しぶりに映画館に足を運ぼうかな。
そして、ちゃんと原作に目を通してみよう、そう思っています。
私は縁あって、お米作りの農家に嫁ぎ、畑で野菜も作っている。
でも、今の自分の畑の「土」にエネルギーを感じるかというと、そうは思わない。
これまで義母が育んできた畑を否定したりするつもりはないし、元気で過ごせるのなら、可能な限り畑に出てもらいたいと思っている。
一方で、私の「やり方」というものがふつふつと湧いてきていることも事実。
できるだけ土づくりにエネルギーを費やしたい。
そうして、季節とその季節を彩る食べ物と、温かみのある食卓で、ゆっくり静かに、そして美味しく楽しく食べること、それが生きるしあわせだとかんじているのです。
食べることは生きること。
食べるものを作ることに携われることは、私はすごく幸せなことだと思っています。
食べること、生きることに丁寧に。
そうありたいと思っています。