農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【稲刈り、始まりました】

ああ、いいお天気。
・・・暑いけど。気温35℃だって。
でも、空が美しい。気温は高いけれど空はしっかり秋の装い。

この景色といえば、、、そう、隣町の田んぼです。
午後から稲刈りでした。

 

コンバインは順調。



長男も登場。
「僕が帰ってくるまで、稲刈り終わらせんでね」
ランドセル姿で半泣きしながら学校に通ったのは、ずいぶん昔の話になりました。
昔の話といいながら、「稲刈りです」といって、学校を早退しています(笑)。
あの時と同じ、今でも稲刈り大好き長男です。

コンバインのタンクに溜まった籾を、軽トラの後ろに組み立てた簡易コンテナに移します。
乾燥機まで運んで、ノズルをはめ込んで乾燥機へ。

我が家は自己乾燥。
農協などに籾を持って行って乾燥させるのではなく、自分たちで乾燥させます。
ですので、乾燥機がいっぱいにならない程度で、今日の稲刈りは終了です。

予定より1週間早い稲刈りだけれど、見た感じはまあまあの出来です。

 

まだ半分くらい残っています。
残りがどうなるかは、明日のお天気次第かな。


今日刈った籾は、現在乾燥機の中で循環送風中です。
だいたい6時間ほど送風し、間もなく、乾燥のための火を入れに行きます。
まずは、乾燥前、現在の籾の水分を測定。それから、希望の水分量を設定し、点火します。

点火後は、設定した水分量に達したら機械は自動で止まります。だいたい8時間後くらいかな。
それから水分検定器で水分量を測定し、微調整のための乾燥を行います。
14パーセントから15パーセントが、農協が指定する水分量です。
これが守られているかどうかで、お米の等級が決まってきます。
まあ、我が家は農協にお米を出さないことに決めたので、そこまで神経質になる必要はないのですが、だいたい15パーセントくらいになるように乾燥させることにしています。
これが、いまからする作業になります。



昨夕、急遽稲刈りが決定しました。
今日の午前中は仕事でしたので、早起きして準備しないといけないことや、必要な道具や段取りのこと、気になっていることなどを考えていると、昨日の夜はほとんど眠れませんでした。
とりあえず今日の稲刈りが無事に終わって、安心しています。
台風の心配と、残りの稲刈りのこと、明日のお天気次第の段取りに振り回されて、まだまだ交感神経優位が続きそうです。
できるだけゆったりとした気分で、ゆっくりと体を休めようと思います。