農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【いただきものの夏着物】

暑いけれど、着物でお稽古。

夏は一張羅。
いつもこの着物。


いつだったか、近所のおばさまに譲っていただいた夏着物が数枚あって、タンスにしまいっぱなしにしていたことを思い出し、たとう紙を広げて、改めて中身を確認。
今回は、そのうちの1枚に袖を通しました。


紫がかった紺の着物。
一見無地に見えるけれど、、、


もみじ模様が織り込まれています。

衿はバチ衿。
バチ衿って、衿をはじめから半分に折った状態で縫い留めてある衿のこと。
浴衣なんかは、バチ衿です。
おかげで一張羅ではなくなりました(笑)。
お稽古着にもぴったりです。
いつもの白っぽい帯で爽やかに。


今週末、30日はお茶会の予定でした。
毎年行われている飯塚山笠。
祭りのフィナーレの追い山では、水法被姿の男衆が勢い水を浴びながら長崎街道を疾走し、その速さを競い合います。
裏千家淡交会筑豊支部では、追い山の日に祇園茶会を開き、冷たいお茶を一般のお客さんに振舞っています。
今年はコロナで中止。
早い段階で、山笠の中止は決まっていたのだけれど、支部では、支部内の会員を対象に内内でお茶会をしようという話で準備を進めていたのだけれど、それも、2週間前に中止に。

6月からずっと、お茶会に向けたお稽古を続けてきただけに、やっぱり残念な気持ちが勝ってしまうのです。

仕方ないよね。
でも諦めずに、目の前にある、今自分ができることを精一杯続けていきましょう。