農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【ここ2,3日のこと】

そうだろうな・・・って思っていたけれど、はっきりと確定を告げられると、やっぱり少し動揺して、しょんぼりしてしまったのです。

 

何の話かというと、、、



長男がコロナに感染しました。



木曜日の昼休み、義母より電話。
学校から連絡があり、長男が熱発し、義父が迎えに行っているとのこと。

おそらく感染しているなと直感しました。
高校の仲良しの友達が感染し、月曜日から学校を休んでいる話を長男から聞いていたから。
地区内の小学校では、学級閉鎖が増えていたし、兄妹姉妹、習い事関係など、子どもを介した身近な感染は時間の問題だと思っていたところでした。


医療職の旦那さんに連絡すると、旦那さんはすぐに帰宅、自宅待機となりました。

家のすぐそばの内科に連れて行ってもらい、解熱剤と抗生剤処方、PCR検査の予約票をもらって帰宅していました。
熱は、39℃越え。頭痛あり。食事の摂取量は普段通り。
私はといえば、自宅待機に備え、必要なデータを自分のパソコンに移し、最低限の仕事を黙々とこなし、食料品や日用品を普段より多めに購入し帰宅。



ちょうど1年前、部屋の割り振りを変えて、子どもたちにそれぞれ部屋を与えていたため、家庭内での隔離は問題ありませんでした。
そうはいっても、だれか家族にうつっている可能性があるので、長男の発熱3日ほど前を振り返って、どれくらい長男と家族が濃厚に接触していたか思い出してみます。

長男は、火曜日から学年末テストで、昼に帰宅。昼食は義父母と一緒だったとはいえ、帰宅する時間は1時過ぎ。なので、一緒に食事をとっていたわけではなく、しかも、食事が済んだらすぐに部屋にこもっていたそうで。
夕食時は寝てしまっていることもあり、あとから一人で食事をとることが多く、朝食時なんかは眠くて機嫌が悪くて、ろくに口も利かない状態。
濃厚接触かと言われると、年頃の男の子にありがちな、「はなしかけるな」オーラが出たりしていて、ほとんど接触なかったように振り返るのです。

そうはいっても、トイレやお風呂といった共有スペースがあり、相手は目に見えないウィルスであるため、手洗いと手指の消毒は、家の中でもこまめにするように気を付けています。

以下、簡単な経過報告。


金曜日午前9時。熱は38,5℃。本人希望で解熱剤服用。
私も旦那さんも仕事をお休み。
次男も学校に連絡しお休み。

14時にPCR検査のため、防災センターへ。
出発前の体温は36,8℃。
長男機嫌も気分もいいみたい。
予約時に、会場に乗ってくる車のナンバーを伝えており、駐車場に入るとすぐに誘導の人がチェック。指さされた場所に車を停め、もう一人の係の人が持つボードに掲示してある電話番号に車内から電話。
本人のみが館内へ入り、検査、ものの3分ほどで終了。

夜、37,9℃。食事は通常通り摂取。

土曜日朝8時。長男36,4℃。のどの痛み有(飲み込むときに痛いくらい)。
他の家族全員通常通り。
9時40分、病院より電話で、PCR検査結果「陽性」を告げられる。

1週間の自宅待機に備え、2回目の買い出しへ。
保健所からの連絡は15時頃。
経過報告と現在の病状を説明。自宅での療養となる。
本人の療養期間は27日まで。
家族の自宅待機は24日まで。
保健所より毎日保護観察の連絡があるため、体温と体調について報告することに。
長男の学校と次男の学校へ連絡。
長男は学年末考査最終日を受けていないため、医師の診断書とPCR検査票のコピーを学校に提出。書類に署名捺印をしに学校へ。
私も旦那さんも、職場に連絡、共に24日まで休みとなる。


ざっとした流れはこんな感じ。

多分陽性だろうなと思っていたから、結果に驚きはないけれど、長男だけでなく他の家族に感染していた場合のことを考えると、なんだか憂鬱な気分に襲われました。
自宅待機中は、本を読んだり、天気次第で畑や隣町の田んぼにでも行って、普段できないことをして過ごそうなんて考えていたけれど、金曜日はもろもろの手続きと、職場から持ち帰った仕事に追われ、土曜日は、陽性確定を受け、気持ちがげんなりしてしまい、何もする気が起きず、小さなスマホでネットサーフィンなんかしてだらだらと過ごしていたら、画面の見過ぎで具合が悪くなる始末。

今日になってやっと、あれこれ考えても仕方がないことだからと、少し気持ちが上向いてきて、いつものように、思い通りにならない状況を、なんだかんだと言いながら乗り切っていこうかなという気分になってきたところ。

とりあえず、備忘録を兼ねて、この2,3日の状況をまとめてみました。

我が家の子どもたちは予防接種を受けていません。
子どもが重症化する可能性が低かったこと、できるだけ子どものワクチン接種は避けたかったことが理由です。あとは、本人たちの希望を尊重しました。

長男のコロナの感染が確定する前とした後で、大きく変わったことは特にはありません。強いて言うならば、手洗いを意識して行い、手指を消毒する回数が増えたくらい。
長男の洗濯物は分けて洗濯しているけれど、特別洗濯機を消毒しているわけでもないし、お風呂も別に沸かしたり消毒したりしていません。トイレも共有で、長男が使ったからといって掃除をしたり消毒したりはしていません。ドアノブに消毒スプレーを吹きかける程度かな。食事は、長男だけ部屋で食べてもらっているけれど、使用後の食器は、他の家族の食器と同じ食洗機にかけています。

感染するなら、長男の陽性確定前にすでに感染しているだろうから、慌てて何か対策しても、意味ないんだろうなというあきらめの方が大きいのかも。それでも、最低限できる対策はしつつ、自分たちが持っている自己免疫力の強さを信じて、あまり神経質にならず、どっしり構えて過ごしていきたいなと思っています。