農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【愛犬のその後】

皆さんご心配いただいた愛犬の体調ですが、あの日を境に回復しつつあります。
優しいコメントをいただきありがとうございました。
前回のブログ、あの夜が一番悪くて、立ってもふらふらで、一歩も動くことができない、立つことも座ることも、伏せることも、体を思うように動かせない、とにかく瀕死の状態でした。


心配しながらも、私、疲れてるから、ぐっすり眠っちゃうんだよね。
でも、朝目覚めるとすぐに愛犬のことが気になって、いつもの朝のルーティンから外れて、一番に愛犬の顔を見に行きました。

「良かった、生きてる・・・」

これが、正直な最初の気持ち。


夜、ふらつきながら健気に寄ってきて尻尾振ってきたところを、無理やり寝かせてあったかひざ掛けでくるんであげてた場所から少し離れたところに、あったかひざ掛けを下に敷いて、その上で寝ている愛犬の姿を確認。
近づくと、顔を少し持ち上げて尻尾をぱたぱたさせるだけ。
頭撫でながら、「キツイね、頑張ったね。ゆっくりラクにしててね。」って声をかけて、私は、朝の味噌汁づくりから、弁当作り、夕食の下ごしらえと、いつものように過ごしました。途中、裏の畑に野菜を取りに行くと、さっきの場所とは違う場所で、やっぱりあったかひざ掛けを下に敷いて別の向きで寝ている愛犬。

「ちゃんと動けるんだ! しかも、あったかひざ掛けを移動させてる!!」って、すごく嬉しくなったのです。

 


その日の夕方、仕事から帰って、愛犬の様子を見に行くと、わざわざ犬小屋から出てきて挨拶をしてくれた。足取りもしっかりしている。ずいぶんと動けるようになってきているし、なんといっても、瞳の輝きが違う。生命力のある瞳。その瞳で見つめてもらい、私もすごく安心して嬉しくなって、わしわしと愛犬の体を撫でてあげました。
夜は、少しドックフードをあげると喜んで食べてくれて、もっと欲しいと訴えかけてくるので、消化に無理のない範囲で、欲しがる程度食べさせてあげました。

自分の好きな場所で、好きな時に好きなように過ごせるようになってきている。
首から顎にかけての腫れもほとんどなくなり、今日の夕方は、見知らぬ来客に吠えるという番犬の役割も果たしてくれたのです。

たぶんもう、大丈夫。
少しずつ食べる量を増やして、体重も増やそうね。
そしてまた、一緒に軽トラ乗って田んぼのパトロールに行こうね。

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愛犬の回復が嬉しくて、見上げた空。
朝日に光る雲が美しくて、思わず撮った写真。