長男が1歳になる前から、
「童話館ぶっくくらぶ」なるものに入り、
毎月2冊ずつ、絵本を届けてもらっている。
次男が誕生してからは、それぞれ1冊ずつ。
今はもう、絵本ではなく、児童書でもなく、
立派な小説が届いているのだけれど。
そういうわけで、毎月2冊ずつ、年24冊。
それが15年間。合計360冊。
少なくとも、これだけの数の本が、我が家の本棚には並んでいることになる。
ちいさないちごコースから始まって
大きいジュニアコースまで到達。
そして、ついに、ぶっくくらぶ卒業を迎えます。
長男宛に入っていた「ごあいさつ」。
長男の卒業に合わせて、
次男宛てのぶっくくらぶも退会予定で、
毎月届いていたものが届かなくなるというのは、
なんとも淋しくもある。
その一方で思うことは、
毎月届いていたというものを、
いつまでも手元に残すことができて、
そしてそれらが、
これまでの心の成長を支えてきてくれたものの一つであるということは
なんの疑いの余地もない、ということ。
毎月本と一緒に送られてくる「ぶっくくらぶ通信」に目を通し、
知らなかったことを知り、その時々のテーマについて考える。
また、会員のお便りに目を通し、
時に投稿し、そして何度か掲載された過去を持つ私のほうが
確実に癒されたり支えられたりしていた、ということも、間違いないこと。
こうやって少しずつ、子どもの成長とともに、
離れていくものが増えていくのかもしれないな・・・
なんて思っていたら、
ブログ仲間のsiawase2525さんが、ぶっくくらぶに入会してくれて、
そのことをブログにアップしてくれました。
しかも、ぶっくくらぶのお話をしたのは、
ずっとずっと以前のことだったのに、
わざわざ、私の紹介で入会してくれていました。
そんなことなんか知らずにいたから、
童話館から封書が届いたときは、
引き落としができなくて督促が届いたのかと思って、
一人で勝手に慌てて開封したりなんかして(笑)
そうしたら、、、
こんなお手紙と、お礼の品が選べるプリントが入っていて、
いたくいたく感激したのでした。
私が子どものころは、
ほとんど本は読まない子どもでした。
真っ黒になって、真っ暗になるまで遊びまわり、
誰よりも早く駆け出し、
知らない場所を求めて、遠くへ遠くへと出かける子でした。
今は、絵本も本も大好き。
家の本棚に、いろんな種類の本が並んでいる。
今は手に取ることがなくても、
長い人生、折に触れて、
これらの本が心のエネルギーになることは間違いないと思っています。
「本のある人生」って、たぶん、そういうことなんだと思っています。