木曜日。今年初めてのお茶のお稽古。
季節感を出して、新春らしい着物をセレクト。
でもやっぱり、これもリサイクル(笑)
柏葉の地紋に紅白の梅の着物。
地紋って、染める前の白生地の時点で織り出されている柄のこと。
柏葉は、神に近い縁起の有るもの。
また、冬になっても葉を落とさず、新芽が出てから落葉することから、
子孫繁栄ということで、家紋なんかにもよく使われています。
帯は母からの万能帯。
そして小物(帯揚げ・帯締め)はいつもこれです(笑)
本来なら、社中のみんなでお茶を点ててお祝いする「初釜」がある予定でした。
でも、12月より福岡でのコロナの感染者数が増えてることもあって、今回は中止。
残念に思っていたけれど、
お稽古では、先生がぜんざいを作っていてくれて、
濃茶のお稽古の前にいただきました。
こういうちょっとした先生の心遣いがなんとも染みわたります。
御軸は「丹頂千年寿(たんちょうせんねんのことぶき)」
丹頂って、タンチョウヅルのこと。
「鶴は千年亀は万年」って、長寿を表すおめでたい生き物。
めでたい事柄を祝い、喜び祝うことです。
お花は「ツノハシバミと椿(あけぼの)」
私の好きな花の一つ、蝋梅。
先生宅の玄関に蝋梅が投げ込まれてあって、
本当に甘くていい香りが充満していました。
今年もお稽古、続けます。
お点前の手順ばかりに意識が行きがちだけれど、
今年は、お茶にまつわる周辺知識をもう少し勉強して、吸収したいです。