農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【腕時計のはなし】

机の引き出しの整理をしました。

ちょっと、プチプライヤリングが増えたので、

持っているものの確認と、それぞれの居場所づくり。

 

ちょっと気軽につける指輪。

ちょっとアクセントに纏うネックレス。

イヤリング以外は、そんなに散らからずに収まってました。

今の私は、イヤリングに夢中みたい(笑)

 

大事に仕舞うほど、高価でもないんだけれど、

もともとあまり付属品を身に着けないタイプみたいで、

今は結婚指輪さえも外している。

 

絶対に身につけないもの、壊れているもの、

中には記憶にないものなんかもあって、

面白がりながら片付けをしました。

 

その引き出しから出てきたもの。

 

腕時計。

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大学3年生の時に、初めて自分で買った腕時計。

バイト代を貯めて、商店街の時計屋さんに何度か通って、

決心して買った腕時計。

それからずっと、浮気せずにこの腕時計一筋でした。

 

仕事を辞めて、イイヅカにきてからは、

一度もはめていないかな。

久しぶりに腕にはめてみる。

すっかり身軽になった手首には、

ずっしりとくる存在感。

文字盤を眺めていると、

専門職として働いていた懐かしい日々を思い出しました。

 

腕時計が指し示しているのは、

どこかの月の、7日木曜日の朝5時15分。

止まってしまってから、ずいぶん長い年月が過ぎただろうな。

 

 

メンテナンスしてまた使おうか…

身につけなくても、見えるところに置いておこうか…

そう思いながらも、また、同じところにそっとしまうのでした。