chakincoさん(34歳、女性)、なかなかいい質問だと思った。
だって、みんな同じように悩んでいると思うから。
実際、私も悩んだかな。
確かに、あの手この手でやり過ごしてたけれど、
最終的には、全部子どもに説明してたかなあと思います。
「〇〇ちゃんのことは大好きだけど、
△△されると嫌な気分になるから、しないで」って。
「そんなことしたらママ困る」とか、
「嫌だ」とか、説明してお願いしてたような気がする。
相談者さんが言ってる「プライド」って、ここのところなのかな。
もう、「親」とか「子」とか、関係なくて、
「私が嫌な思いをしているから、しないで」
「それは私が嫌いだから、しないで」
1人の「人」対「人」として。
それでもするんだけれど、あとはやっぱり知らん顔してるかな。
「だって嫌なんだもん」って(笑)
「嫌だからしないでって言ったのに、するから、離れたんだよ」って(笑)
親の「本気」を見せる(笑)
ここは、ゴーシ先生の言う、
「引いた線を絶対に下げない」かな。
だいたいは、人(特に母親)が嫌がることはしなくなる・・・と思う。
そうこうしているうちに、次の問題が生じて
悩みが変わっていったような気がします。
子どもも、どこまでなら大丈夫か、確かめながらやってると思う。
子どもだから、まだ小さいからって、侮ることなかれ。
よく見て、よく聞いてる。
子どもは大人が思うよりずっと、賢くて、あざといのだ!
みんなが一生懸命我が子に関わっていて、
子どもの性格が違うように、どれが正解とかないんだろうなと思う。
「ただ一生懸命だった」・・・記憶に残っているのは、もうそれだけ。
でも、それがすべてなような気がします。
「正解」がないから、むしろいいのかもしれない。
答えがないから、答えを探して、問題に向き合う。
それがそれぞれの子育てなのかな。
だから、私がおばあちゃんになったら・・・
というよりも、もう、気分は「子育て中のママ」から離れてしまって、
そこらへんのおばちゃんになってるんだけれど、
スーパーで駄々こねている子どもを見ても、
バスでグズグズ言ってる子どもを見ても、
その子に一生懸命関わっているお母さんを見ても、
もう、いつも、にこにこしちゃう。
お母さんの大変さもわかるし、
子どものグズグズもよくわかるし、
そういう風景を見せてもらえるだけで、
なんだか平和で幸せな気分になるのです。
だから、もう、そこらへんのおばちゃん(笑)
そこらへんのおばちゃん的には、
「大丈夫!人にいろいろ聞いて、アレコレ試したらいいよ。
あなたの答えを見つけること、それが、あなたの子育てです!!」
って言いたいです。