農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【みえるものとみえないもの】

本来なら、ブログに書いたことをフェイスブックににあげるんだろうけれど、

ちょっと逆。

でも、この記事、どうしても自分の中に残しておきたいから、

こっちに貼り付けます。

 

次男に指輪をはめてあげたら喜んだけど、抜けなくて慌てた💦っていう、4年前の投稿写真が出て来て、最近のエピソードを思い出しました。

お茶のお稽古の度に、指輪をつけたりはずしたりしてたけど、最近は、ずっとはずしっぱなし。
指輪をはずしているのは、私が結婚生活をやめるからではないかと、次男がかなり心配していたらしい。夫婦で指輪をしているから、仲良しさんだとか、指輪をはずしているから仲悪いとか、そんな単純なものではないだろうと笑っちゃったけど、やっぱりわかりやすい何かを求めちゃうのは、よくわかる。にしても、夫婦仲は、良いはずなんだけどな(笑)

愛情だとか、信頼だとか、感謝だとか、
「想い」って、目に見えにくいもの。
サン=テグジュペリの『星の王子さま』でも、【大切なものは目に見えない…】
っていう大事なことを教えてくれてる。

だから、できるだけ伝えるようになったかな。
言わなくても伝わると思っていたけど、やっぱり言わなくちゃ伝わらない。言わなくちゃ、誤解したり、誤解させたり、後悔したり…。
でも、本当に大切なことを伝えようとすることは、なぜか怖くて、なかなか言えなくて、不思議なことに、言葉の代わりに涙が出たりしちゃう(笑)あとは、「想い」をうまく言葉にできなくて、もうそのまま流しちゃうなんてのも、けっこう朝飯前だったかな(笑)

それでも今年はね、ほんの少し勇気をだして伝えた「想い」によって、絆が深まり合って、特別になっていく感覚を、この歳になって初めて心に沁みて経験できたような気がします。本当に純粋に、ありがとうという感謝しかそこにはないです。

みえるものばかりにとらわれず、みえないものこそ大切にしたい、「私が私を生きる」ってそういうことなのかなって、なんだか今年は特にそんなことを強く思った1年でした。

 

12月26日に、密かに(ぜんぜん密かじゃないけど)憧れる上司と

密かに2人だけの忘年会をしました。

どんなこと考えながら仕事しているのか、

どんなふうになっていきたいのか、

自分のこと、上司のこと、私の父のこと、健康のこと、

ちょっとずつちょっとずつ、だけど、たくさんお互いの話ができた。

 

自分が憧れていることを素直に伝えることができ、

それを上司はとても喜んでくれた。

ただそのことがうれしかった。

一緒に働いているときはわからなかったけれど、

去年の春に、上司が異動になってから、ずっと、

認めてもらいたくて、受け入れてもらいたくて、

走り続けてきてたんだって、わかった。

そして、今年も、走り続ける力をもらったから、

頑張っていこうと思ってる。