農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【田畑の風景と汗まみれの作業】

今日の自宅裏の畑の様子

 

昨晩、少し雨が降ってくれたので、今朝の裏の畑はしっとり落ち着いた印象。
刈った草もしんなりとなって、すっきりした景色になった。
久しぶりの草刈りで、左の腕が筋肉痛。
でも、さっぱりすっきりした畑を見渡すのは気持ちがいい。
畑の向こうに見えるのは、群生しているフキ。写真には写っていないけれど、左側にも群生ポイントがあって、年々増えているような気がする(笑)


今日は隣町の田んぼで、水路関係の仕事をする。


久しぶりのこの景色。
霞んだ景色に春をみる。

まずは、水の落とし口のやり替え。


この落とし口、ずっとずっと前に作られたのだろうけれど、とにかく水の落ちる量が調整しにくい。そして、土も一緒に流れてしまう。落とし口の高さも問題があるので、やり直すことに。

まずは、落し口の周りに切り込みを入れて掘り、排水口を囲っていた木枠をはずす。
高さを図って、新しく杭を作り打ち込む。

杭も古材を使って手作り。

杭の外側に、高さと幅を図った木の板を打ち込んで、排水口を囲む。

杭と板を打ち込んだところ


写真ではわかりにくいけれど、手前の板の方が低くなっている。

周りに土を埋め込んで完成


手前側が田んぼの中で、向こう側が畦。
これからトラクターで田んぼを鋤いて、畦際を整えていく。

それから、、、


水漏れ防止に畦際に入れ込んでいた波板をはがす作業。

土から引っ張り出す

波板をしていないと、モグラがあちこちに穴を開けるので、水の管理がうまく行かない。

 

モグラの道

波板をはがすのは、トラクターで田んぼを鋤くときに邪魔になるから。
畦際をきれいに作ってから、田植え前に水を入れた状態の時に波板を入れていく。


最後に用水路のチェック。
用水路の水がうまく流れるよう、一番上の水路から確認していく。
用水路に溜まった泥を上げ、溜枡に溜まってしまった泥を上げる作業。
今日は、とりあえず、一番上の水路の泥上げのみ。
これから先、4枚の田んぼに流れる用水路をチェックしながら、必要であれば泥上げをし、水路の分岐点にあたる溜枡に溜まった泥を上げなければならない。おそらく、連休あたりの仕事になるかな。
今日は、朝から昼食をはさんで、2時ごろまで隣町の田んぼで作業をして戻る。


途中、土づくりをしている畑「烏帽子型」に寄る。


立派なキャベツができている。
小さいけれど、青々として立派だ。
植えっぱなしだったけれど、ちゃんと巻いてキャベツになっている。
そして、虫食いもない。完全無農薬。
ばんざい、ばんざい、ばんざい!嬉しいな。
しっかりとキャベツの匂いがして、絶対美味しい!と勝手に確信する(笑)。

さあ、次は何を植えようか。
里芋なんかはどうだろう。
裏の畑と出来を比べてみるのもいいかもしれない。
他にも植えっぱなしで構わない野菜を植えよう。
料理の時に取っておいたカボチャの種もあったことだし、いくつかの種類を植えてみようと思う。楽しみだ。

来週は、下の畑に行かなければ。
豆の出来具合をチェックして、玉ねぎの顔色をうかがわねば。
植えたジャガイモの様子も確認して、そろそろ芽かき作業の頃だろう。
そしてやっぱり、草刈りをしなくては。

さあ、いよいよ農繁期だ。