農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【お盆前の野良仕事】

隣町の田んぼの早朝草刈り。
6時出発予定が、お寝坊。
急いで朝ご飯の準備。
お味噌汁と白ご飯をかきこんで食べて、出発。

田んぼの中の畦の草刈りは終わっているので、その周辺の崖や水路沿いの草を刈る。
とにかく頑張って、10時になんとか終わらせました。

夕方は薬まき。
この薬は、これから穂がでて収穫へ向かうにあたり発生しやすい「いもち病」を防ぐためのもの。
「いもち病」は、カビが引き起こす病気で、高温多湿状態だと発生しやすいのですが、今年のこの暑さは、病気を引き起こす要因になりかねないので心配です。

旦那さんが「動噴」と呼ばれる機械を、ランドセルのように背負って、田んぼの中をくまなくあるいて散布します。
そのあいだ、私はヒエ取りや、水の管理を行います。
用水路の水取口を調整して、田んぼに水が入らないようにします。
それから、田んぼの水の落とし口に栓をして、水が落ちないようにします。
薬を散布して2,3日は、田んぼに水を入れることも落とすこともしない状態です。
その後は、水を入れながら余分な水を落として、常に一定の量の水が入っている状態を保ちます。特に穂が出る時は、水は欠かせません。

穂が出るのはもう少し先だと思っていたのだけれど、、、

立派に出穂していてびっくり。
よくよく見てみると、


あちこち出穂していて、中には、


花が咲きはじめているものまで!!

これから収穫まで約一か月。
このまま無事に実っていきますように。



夕方の空。


西の空はどんよりで、山の向こうでは雨が降っているのだろう。
一方東の空は入道雲、、、。

 


すこし雨がパラついたけれど、問題なく作業が終了。
早朝と夕方の農作業。土、日続けての作業は体力勝負。
あとは水の管理をしながら実りを待つばかり。