畑に出ると、いろんなものが見えてくる。
室内のこもってばかりの仕事では、絶対に感じられないものばかり。
土日で見つけた春の訪れたちを紹介。
沈丁花の香りは離れていても優しく甘く香ってくる。
春を感じさせてくれる香り。
だからなのか、ちょっとわくわくするような、心躍るような、ときめきを感じるような、そんな気持ちになる。
特別な手入れをしなくてもいつの間にか咲き誇って香りを届けてくれる。
冬の終わりの、まだ寒さで空気が冷たい、そんな日こそ、甘く優しく香る。
香りに反してその花は、気取った感じもなくて、ころんとしたまるっこさとかわいらしさがとても好き。
真っ白の花とは別に、ピンクの沈丁花もあったのだけれど、これは残念ながら枯れてしまった。
蕾の時は濃いピンクなのに、開くと少しピンクがかっていて、そんなところに奥ゆかしさみたいのが感じられて、白よりピンクの沈丁花の方が好きだった。
もちろん、白も清楚で可愛らしくて悪くないのだけれど。
いつの間にかあちこちにいろんな花が咲いて、春がすぐそこまで来ていることを教えてくれている。