農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【10月18日のこと】

いいお天気が続いている。

ある方と、午後から用事があって会う約束をしていたので、峠を越えて待ち合わせ場所へ。
久しぶりに会うので、ランチを一緒に。
どこがいいかなと、待ち合わせ場所近くの飲食店を探したけれど、結局、ダムのそばの展望台で、それぞれ作ったお弁当を交換することにした。


こんな景色を眺めながら、近況報告をして、お弁当を食べる。
それから、少しだけ散策して眺めを楽しんで、国道を挟んで向こうの山の中腹に見える建物はなんだろうって検索したり、ダムの内部が見学できるらしいけれど、1週間前の予約が必要で、ダムの内部の見学ってどういうものが見れるんだろうって、あれこれ想像したり、静かで開放的な空間で、とても楽しい時間を過ごした。

要件は済んだのだけれど、せっかくだからと、涅槃像で有名な南蔵院へ。
ここを訪れるのは、実は、初めて。


南蔵院は、篠栗四国霊場の総本寺で、第1番札所。
高野山真言宗の別格本山。
涅槃像の全長は41m。
高さ11m。
ブロンズ製では世界最大級なんだそう。

南蔵院が長年にわたり、ミャンマー、ネパールなど東南アジアの子どもたちに医薬品や文房具などを送り続けた返礼として、ミャンマー国仏教会議により、お釈迦さま、阿難様、目連様の三尊仏舎利の贈呈を受け、これらを安置する場所として釈迦涅槃像が作られたのだそう。
釈迦涅槃像が完成したのは、1995年5月。
南蔵院が一躍有名になったのは、その翌月、住職購入のジャンボ宝くじが1億3千万当選したから。
高額当選は釈迦涅槃像のご利益だと、メディアに取り上げられていたのは、私も覚えている。
住職は、他にも宝くじで高額当選をしていて、そのお金で大黒様をお祀りしたり、恵比寿様を建立しており、傍には、外国の言葉でかかれた絵馬がたくさん奉納されていた。
そして、ウソかホントか、南蔵院のお念珠、ご利益ありすぎて数千人待ちという情報も。

お寺なので阿弥陀様がいらっしゃって、弘法大師空海の大師像もあるのだけれど、途中には七福神、そばには絵馬がたくさん奉納されている。
そして、南蔵院にきて一番印象に残ったのが、駐車場!
お土産屋さんの有料駐車場の奥に、南蔵院の無料駐車場があるのだけれど、有料駐車場の入り口が広すぎて、無料駐車場の入り口は狭い。無料駐車場の存在を知らなければ、吸い寄せられるように有料駐車場に停めてしまう!!一緒に行った人が、詳しい人でよかった!!!

南蔵院に関しては、やたら「お金」にまつわることが目立ちすぎて、お寺に参ったというより、ミラクルワールドに迷い込んだみたいだった。



明日は午前中雨。
そして11月中旬の気温になるのだとか。
お米仕事が済んで、会いたい人に会ったり、本を読んだりする時間がとれるようになって、やっと、秋を楽しんでいる。