農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【病院のはしごと初体験の・・・】

病院の「はしご」なるものをしました(笑)。
婦人科で更年期症状の「気」を下におろす漢方をもらい、その後に内科へ。
今年が始まってまだ1か月半なのに、今回の内科のものと、正月早々コロナでお世話になった病院のものと、病院の診察券が新しく2枚も加わってしまった(;^_^A。

今回の内科受診の理由は、精密検査のため。
12月に受けた職場の健康診断の結果が返されたのですが、「要精密検査」判定と「紹介状」が入った分厚い封筒を受け取っていたのです。
「要精密検査」が必要なのは、「胃」。
バリウムを飲んで、検診車の中でくるくるっと回って撮った写真のうち、2枚に異常がみられるとのことでした。
自覚症状はないし、食欲ももりもり。食前食後も特に変わりなし。
「精密検査なんて受けなくても、なんともないんじゃないだろうか」って思ったのだけれど、私は父を胃がんで亡くしているし、母は、大腸にあった腫瘍を切除してみたらガンだったというエピソードを持っているし、父方も母方も祖母はがんで亡くなっています。
だから、胃カメラなんて経験したくはないけれど、念のため、自分の将来のため、家族のため、いろいろ理由をつけて病院を予約したのです。

1月下旬に病院に予約の電話をしたのだけれど、その時で、一番早い予約が2月の17日の午後3時。
午前の検査希望の場合、2月の27日。
できるだけ早い方がいいだろうと、2月17日午後3時を予約。
注意事項をいくつか受けたのだけれど、「前日午後8時から検査当日の午後3時まで、水かポカリスエットアクエリアス以外は口にしないでください」と言われた時は正直驚きました。

前日夜8時以降、固形物は口にできないばかりか、飲み物まで指定された!!
果たして、何も食べずに、午後3時までに病院にたどり着くことができるのだろうか!?
って心配したけれど、別に食べなくてもなんともなかったし、当日は午前中白湯を飲みながら仕事をして過ごしていました。
おなかはそれなりに空いたけれど、空腹感が心地よいくらい。
今なら断食できる!って、なんだか心身共に軽やかなくらいでした。

病院では、血圧を測り、検査の説明を受けて同意書にサイン。
のどがしびれる飲み物を飲んで、肩に筋肉注射を一本打たれました。この注射が何のための注射だったのか、よく覚えていません(笑)。
それから、左を下にして横になり、ピロリ菌の検査のための採血。
口に胃カメラを入れるためのマウスピースのようなものをくわえさせられながら、
「ピロリ菌って、採血で分かるもんなんだ~」
ってひどく関心していると、針は刺したまま採血管が抜かれて、
「では、麻酔を入れていきますね~」と言われ、何をどうしたのかよくわからないまま、気が付くとすべてが終わっておりました(笑)。

胃カメラのために横になった場所と、目が覚めた場所は明らかに違っていたし、誰が私の胃カメラ検査をしたのかも知らないし、なんだかフラフラしながら、腹部エコーを撮って検査終了となりました。
約1時間、ぐっすり眠らされておりました(笑)。
なんか変なことしなかっただろうか、わたし・・・ってちょっと心配。

待合室でしばらく待った後、診察室に呼ばれ、胃カメラで撮った写真を数枚見せられました。
ところどころ小さな白い点々があって、言われてみないとわからないくらいなんだけれど、でも、これが悪くなった場合、胃潰瘍になったりするんだそう。胃酸を抑える薬が処方されました。
皮膚科の抗生物質をやっと飲み終えたばかりなのに、またまた薬を飲まないといけなくなってしまいました。

1週間から10日後に、ピロリ菌検査の結果を聞きに行くことになっています。
たぶん、ピロリ菌、いるんだろうな。
そしてまた、薬飲まないといけないんだろうな。
これまで病院も薬とも縁遠い生活をしていたので、あちこちと病院にかかり、あれこれ薬を飲むことになって、しょんぼりしています。
しっかり治療して、元気もりもりで春を迎えたいものです。
いや、待てよ、今でも十分、元気もりもりだ。
あれこれ病院にかかることになったけれど、日常生活を特に何も困ることなく送れていること自体、ハッピーなことではないか。
変わらず元気に、にこにこしながら、来週も過ごしていくことにしましょうね!!
胃カメラ初体験の報告でした。