農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【身近な人の感染 当事者の苦しみ】

 

mosgreen3111.hatenablog.com

 

発熱したその人は、結局、陽性でした。

あ~ぁ

陽性やった(T_T)

 

8月19日の午後、シンプルなラインが届き、ショックさが伝わってきました。
Aさんの症状を心配していましたが、その後、いろいろな対応やら手続きやらあるだろうと思い、体調を気遣うラインのみ送りました。

 

昨日、元気になったAさんから連絡が来て、いろいろなやり取りをしました。
Aさんは、PCR検査の結果が出るまで自宅療養しており、陽性結果通知を受け取るころには熱が下がり、体はすっかり元気になっていたけれど、発熱後の職場との連絡や保健所とのやり取りで、気分は落ち込みがちだそう。

落ち込みのいくつかの理由をつらつらと挙げてくれたのだけれど、
①同じ職場の方が、40℃の高熱で救急搬送されたことを知ったそうで、その方は、60代、高齢の親と二人暮らし。猫ちゃんがいる。感染させちゃいけない人に感染させちゃったかも・・・と、絶望的になっていたところ、翌日、搬送先でのPCR検査が陰性で、救われたということ。
②家族全員の検査結果待ちの時間が死ぬほど長くて苦痛ということ。結果、家族全員陰性で、これまた救われたということ。
③濃厚接触者特定のため、発熱3日前からの行動報告を職場にしているけれど、濃厚接触者と特定されなかった人の中に、PCR検査を希望している人がいて、ばい菌扱いされているみたいで悲しいということ。
④体は元気で動きたいけれど、動くに動けず、メールやラインのやり取りももどかしく、電話でさえもうまく伝えられずストレスフルだということ。
などを伝えてくれました。
誰からもらったかわからず、一緒にいる家族にはうつらず。悲しいような、よかったような、不思議な気分だそう。


Aさんの場合、熱が下がり、体調が回復したからまだいいのだろうけれど、症状が悪化している人に、いちいち職場の状況を耳にいれるのはどうかとちょっと納得できないところがありました。
だって、感染しているだけでものすごくショックで、誰かにうつしていないのか不安だらけなのに、「同じ職場の人が熱を出して搬送された」なんていう情報はAさんにとっては苦痛の種でしかない情報。それに、濃厚接触者に特定されなかったけれど、PCR検査を希望している人がいるっていう情報。こんな情報をAさんに届けるなんて、不親切すぎると思うのは、私だけかしら…。
こういったAさんに届く情報で、Aさんは一喜一憂し、ジェットコースターのような気分の変動で疲れ果ててしまったようで、食欲も出ないとぼやいておりました。
それに対して私が送ったコメントは、
「それが一番重症だ!!」。

これまで身近な人が感染したことがなかったけれど、今回の波は、確実に迫ってきており、その脅威は、これまでのものとは比べ物にならない気がします。
私たちができる対策は、これまでと基本的に何も変わらない。
よく食べよく笑い、よく眠る。人ごみを避け、うがい手洗いをする。
そして、身近な人が感染したとき、思いやりを持って接することを心がけたいと思うし、もし自分や家族が感染したときのために、前もってシュミレーションしてみたり、必要な物品を買いそろえていたりするといいかなと思っています。
そう考えると、これって、すでに「防災」の域だななんて思っちゃいました。
みなさんも、どうぞお気をつけてお過ごしくださいね。