農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【ただ祈るだけしかできないけれど】

今日はお仕事。
昼過ぎに自主避難者が2世帯来る。

雨は断続的に降っている。
時折強く、時折弱く。
でも、止むことはほとんどない。

帰ってから、夕食の支度と、明日の準備をする。
一人で全部は、バッテリーが持たないだろうから、新人アルバイト3名を雇う。
お題は、「エビフライの衣つけ」

「小麦粉どこ?」
「パン粉どこ?」
「ちょっと待って!!パン粉付けたエビ、どこに置くん?」

おっきな3人がちっちゃく肩を並べあって、あれこれ言いながら作業している。
長男が小麦粉係。
旦那さんが溶き卵にくぐらせて、
次男がパン粉を付けていく。
そして、お皿に餃子みたいに並べてる。
たいていは孤独な台所作業が、今日はにぎやか。

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唐揚げの下味つけこんで、煮物の下ごしらえをして、ポテトサラダを作って、今日はここまで。
明日は早起きして、まずは煮物から。
おはぎを丸めて(あんこは義母が練ってくれた)、揚げ物をして、お吸い物を作る。
姪っ子や甥っ子が好きなサラダをもう一品作って、骨付きウィンナーも焼かなくちゃね。
いろいろすることあって、大変だから、おはぎを丸める作業は、新人アルバイトにお願いしようかな。

いつもよりも人が集まらないお盆。
そして、大雨が続く中でのお盆。

人が集まると大変だけれど、それはそれで楽しい。
それぞれの中に、明るく楽しい思い出として残るのなら、私は私の役割をちゃんとしようと思う。そして、この時期、近場の親戚だけでも集まれることは幸せなことなんだろうなと考える。
頭の片隅に、感染が拡大しているコロナの不安と、大雨による被害とがちらちらするけれど、どちらにしても、何事もなく過ぎていくことを祈るしかない。不安を抱えながら、できるだけ気持ちを前向きに、明日を迎える準備を進めている。