日曜日は、午前中に次男の吹奏楽のコンクールへ。
午後からは、隣町の田んぼへ。
ヒエを取り除き、水の入り具合を確認する。
16時を過ぎると、陽射しはまだまだ降り注ぐけれど、風が一気に涼しくなる。
風が、稲の穂先を揺らしながらわたっていく様子が見え、うだるような暑さの日中に比べ、作業するの気分もいくらか前向きになる。
ああ、自然は本当に尊いものだ。
月曜日は、センターの講座で「手形足形アート」をする。
子どもの小さな手のひら、小さな足のうらで作った芸術作品を、ママが一生懸命仕上げている間、小さいけれど重たいいのちを抱かせてもらう。
曇りのない、濁りのない、本当にきれいなきれいなまなこで、じっと見つめられる。
赤ちゃんというものは、守られるべき存在ではあるが、今日の私は、赤ちゃんに守られている、そんなふうに感じ、そして、見つめられて恥ずかしくない、そんな心の持ち主になりたいものだと考えたりもする。
日曜日にみた、光あふれる真っ青な空、白い雲、吹き渡る風。
そして、その翌日に出会った深く澄んだ赤ちゃんの瞳。
はかなくて壊れやすく、一度壊れると二度と元には戻らない、本当に尊い自然と生命。
大切にしたいもの、守り続けていきたいもの、それは、計り知れない透明さを持って輝いている。