次男、吹奏楽部入部後、初めてのコンクール。
三年生にとっては、最後の舞台。
去年、このコンクールは中止になってしまったのだけれど、
今年は、無事に開催された。
高等学校の部11校、中学校の部32校が、それぞれのパートに分かれ、観客動員も入れ替え制で行われた。
初めての次男の晴れ舞台を客席から見守れることに、素直に感謝。
次男の担当楽器は「ユーフォニアム」。
だけど、今回のコンクールでは、担当は「打楽器」。
課題曲と、自由曲の2曲の間に、シンバルでスタートし、ティンパニ、バスドラム、とこまごま移動がある。仲間と息を合わせ、演奏の邪魔にならないよう、そっと移動しながら役割を果たしていく次男の姿を、ドキドキしながら追いました。
吹奏楽をきちんと鑑賞するのは初めて。
次男の学校を含め、5校の演奏を聴くことができたのだけれど、一番少人数の学校で、12名。多いところは44名。
そりゃ、人数多い方が楽器の種類も豊富だし、迫力はある。
少人数であればおそらく、自由曲の選曲にも工夫が必要だろうけれど、それでも、抑揚のある演奏、まとまりのある音色を耳にしていると、数でも迫力でもなく、やっぱりハーモニーなのだと感じざるを得ませんでした。
吹奏楽って、聴いていてものすごく力がみなぎってくる。
いろんな困難も乗り越えていけそうな気持になる。
そんな力のあるハーモニーを、次男たち中学生が作り上げていく素晴らしさに感動しっぱなしのコンクールでした。