今日から新年度。
以前センターで一緒に働いていた先輩。
今は別の課に所属していて、
このたび異動。
2年間勤務した課内で最終日だっ昨日、
挨拶で言葉が出ないくらい涙があふれ
「お世話になりました」っていうのが
精一杯だった、って話してくれました。
悩んで悩んで
折り合いをつけながら
調整しながら
走り続けてきたから
だからこその、涙だと思う。
そういう私も、
たった一年間でセンターを異動していく仲間を
昨日、見送りました。
小さな花束を渡し、挨拶をするときに思いがけず、
込み上げてくるものをこらえることに必死になっている自分がいて、
正直、驚きました。
引っ越しとコロナ騒動で、
本当に大変な時を
あれこれと不平不満を抱きながらも乗り越えてきた
そんな一生懸命な時間が濃ゆいほど
思いがけず、こんな気持ちになるんだなって
そう感じました。
そんな体験のあと、先輩の話をきくと、
じたばたする時間が
まったくもって無駄なことなんかではないんだな、
そんな気持ちが押し寄せてきたのでした。
今日から、新年度。
新しい種まきをしなくちゃね。
そう思って、見上げた空に、
まっすぐ伸びていく飛行機雲を見つけて、
すこし嬉しくなりました。