農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【「clubhouse」の盛り上がりを対岸から見つめる】

「clubhouse」っていう音声SNSが、今注目されているそうです。
登録すれば、誰でも「ルーム」を作ることができて、みんなでおしゃべりできるそうです。
その「ルーム」が、例えば政治やビジネスに関することだったり、子育てに関することだったりするそうで。
まじめな話ばかりではなく、趣味に関すること、他愛のないおしゃべりや音楽が流れてくるだけのことだったりもするみたいです。

この「clubhouse」とやら、利用するには2つのハードルがあって、
1つは、iPhone、またはiPadじゃないとだめ(今のところ)で、
もう1つが、招待制ということ。
招待する側と招待される側が何らかの形で繋がっていないと入れないみたいです。

私、携帯、androidタブレット、持ちません。
パソコンもMacじゃないし。

私の周りでは、「楽しいー!」、「勉強になるー!」って盛り上がっている「clubhouse」。
参加してみたいけれど、参加できない状況。
話を聴いて、想像膨らまして、一緒にワクワクはしています。
でも、なんか、ハッ!て思っちゃったんですけど、
一部の人で盛り上がっていて、そのツールを手にできない人は、完全アウェー、カヤの外。
仲間に入れてもらうために必死になっちゃう中高生がいるのではないかと、
いらない心配をしたりして・・・。

皆さんの報告を見たり聞いたりしていて、
実際自分が「clubhouse」ができる環境になった時に、使用するだろうか・・・というところは、疑問だなって思っています。
耳だけの参加だし、おしゃべりを楽しんだり、
人のおしゃべりを聴いて楽しむコンテンツなので、
いろんなラジオ番組が増えたという感覚で、
料理をしながら、掃除をしながら、〇〇しながらっていう
ながら参加が魅力の一つの「clubhouse」。

私が基本、料理で台所に立つのは早朝。
帰宅後は、義母としゃべりながら、子どもたちと話しながらだし、
夕食後は片付けた後、新しく部屋替えした旦那さんと一緒だし、
とにかく、何かをしながら耳がふさがることに、抵抗があります。
目の前にいる人たちとおしゃべりせずに、
そこにはいない人、知らない人、のおしゃべりを聞いて、おしゃべりする・・・
なんかちょっと違和感を覚えちゃうのです。
日中はもちろんお仕事だし。
隙間時間をうまく使って参加している方もたくさんいるんだろうけれど、
有益な情報を漏らすまいと必死になったり、
日常のリズムが崩れたり、振り回されたり、
心理的に余裕が失くなっちゃいそうで、
私にとってはストレスになりそう。
考えてみると、家で一人になる時間ってあんまりないんだな。
zoomの時は、あえて、「この時間は〇〇のために」と、
前もって家族に伝えて時間を合わせて調整して、
全体的なバランスを見て、参加の有無を検討しています。
これくらいが自分にとってはやりやすい環境なのかも。


何はともあれ、やっていないとわかんないから、
やってみて考えて判断したらいいかなって思っています。

もともと、流行りのものには疎い人。
新商品にはなかなか手を出さないし、
ブランド物にも興味ないし、
テレビもほとんど見ないし、新しい情報を手にしても、
それでテンション上がることもあまりない。

でも、これからの社会、
「情報」が格差を生んでいくんだと思う。
必要な情報を自分で選び、掴んでいく、
そういう技術は必要なんだと思う。

そして、フリーランスでやっている人たちにとっては、うまくブランディングして、うまく情報をコントロールすることで、成功していくチャンスが眠っている社会であり、ツールなんだと思う。


「clubhouse」というツールに、私はきっと挑戦してみるだろう。
それが自分に必要かそうでないかは、
挑戦した後に決めればいい。
生活の中で、うまくバランスがとれるくらいの関わりが出来たらいい。

皆さんが提供してくれる情報を見たり聞いたりしながら、
そんなことを考えているのです。