昨日の夜、未明から早朝にかけて線状降水帯発生予報が出た。
14日の天気予報は雨だったけれど、そんなに強く降るとは予想していなかったので、驚きつつ、眠りについた。
今朝は、曇天。
夜中に雨は降ったようだけれど、心配するほど強くは降らなかったみたいだ。
雨音や雷で目が覚めることもなかったから、きっと大したことはなかったのだろう。
今日は一日、スライド作りをする予定だった。
今度の土曜日、20日の日は、防災士として講座をして欲しいと声をかけられている。
あすばるの女性応援研修で知り合った仲間で、北九州市の「Say!輪(セイリング)」の運営メンバーでもある防災士仲間が繋げてくれたご縁。
防災士としては初めて、市外でお話をするので、そのスライド作りに励む。
先日、お伺いする市民センターの館長さんと打ち合わせをしたのだけれど、今まで自分たちが住むまちのハザードマップを地域住民と確認したことがないのだそう。
それで、今回は、防災のきほんの「き」である、ハザードマップの見方から、自分の住む地域の危険を知ること、河川ライブを実際に確認してみること、そういった情報収集をしてから備える準備をすすめていくこと、それが防災なんですよ!ということが伝えられたらいいなと思っている。
そういうわけで、まずは、今回お邪魔する市民センターが管轄している地区のハザードマップを確認する。
思っていたよりも地区の範囲が広く、地区内を南北に分ける川が流れており、当然、その川の周辺は浸水被害想定地域。
地区の南側に行くほど標高が高くなり、土砂災害の危険箇所もある。
市民センター周辺は、比較的新しい整備された住宅街のようで、「水防法に基づく洪水浸水想定区域」が広範囲にわたって色付けされている。
おそらく、内水氾濫の危険性が高い地域なのだろう。
ハザードマップは盛りだくさんにいろいろな情報が詰め込まれていた。
自治会ごとにこういう情報を拾い集めているのだけれど、最近老眼が進んでいるため、とにかく小さな文字や細かい作業に苦戦している。
おかげで思ったよりも作業が進まず、結局すべてのスライドを完成させることができなかった。
私が防災について話す時、3つのステップについて説明している。
防災を考える3つのステップとして、
①敵を知る(災害が起こったら自分が住んでいる場所がどうなるのかを知る)
②己を知る(自分のこと、かぞくのことをあらためて確認する)
③備える(自分たちに必要なものを準備する)
①と②が確認できて、初めて③備えることが出来るのだ。
そして、備え方についても
①0次の備え(防災ポーチ)
②1次の備え(非常持ち出し袋)
③2次の備え(備蓄品)
の3つのステップにわけて準備していくとよいというわけで、便利でお得なグッズを紹介したり、リクエストがあれば、災害時のおいしい調理方法などを実演している。
さて、今回の防災士としてのお仕事について。
準備は今日1日で終わらせる予定だったのだけれど、終わらなかった。
ハザードマップを共有するためのスライド作りに手こずっているけれど、話の後半部分の資料は、これまでの経験で用いたスライドがあるので、マップさえできてしまえばあとは大丈夫。
7割程度はできているので、あともう少し、話したいことの流れを確認しながら精度をあげていこうと思っている。
当日は、地震体験車も来るそうだ。