26日(土)、明け方目が覚めると、雨の音。
設営は完全に雨バージョン。
前日に2トントラックで大型荷物を運んでおいたので、設営はスムーズ。
飲食コーナーの野菜切りも順調。
イベント開催時刻には雨も上がり、親子連れや、子どもたちが友達同士で自転車でやってきてくれたりと、出だしから好調。
また、年配の方がご夫婦一緒に来てくれたりしている姿を見て、嬉しくなった。
上の写真、左上は、「クイズラリー」
地震に特化した問題10問、子どもも大人も真剣に考えている。
その右隣は「スモーキー迷路」
人体に無害な煙で火事を想定し、体を低くして避難する体験コーナー。
右上は、女性消防団によるAED講座。
このブースを手伝ってくれた小学6年生の男の子は、AEDのプロ!!と言えるまでになり、女性消防団の活動を支えてくれた。
左下は、防災安全課による地震バーチャル体験コーナー。
避難所の備蓄品の紹介と、在庫の入れ替えによる消耗品の配付もあり、人気コーナーの一つだった。
その隣は、水消火器を使った的あてゲーム。
消火器の使い方を、実際に使って学ぶことができる。
そして、地元消防団による消防車の乗車、撮影コーナー。
普段乗れない消防車の運転席に乗せてもらったり、ホースを持たせてもらったり、これも貴重な体験だったと思う。
写真には取れなかったけれど、新聞紙で防災スリッパ作りのコーナーも設ける。
新聞紙で作ったスリッパだけれど、あなどることなかれ、イボイボシートの上を歩くには、スリッパがあるのとないのとでは雲泥の差。
はだしや靴下だけで歩く危険と、簡単なスリッパの作り方を学ぶことができた。
担当責任者を任せられていた飲食コーナー。
Academy’sの焼きそば、育成会応援のポップコーン、民生委員さんのわたがし、小学校PTA役員OGによるジュースコーナー、どの現場も問題なく賑わっていた。
たくさんの人が応援に入ってくれたので、現場はそれぞれに任せることができ、おかげで片づけや調整、裏方の仕事に徹することができた。
残念だったのは、イベント会社の方とゆっくり会えなかったこと。
オンラインの会議ではたくさんお話したのだけれど、現地視察の時は仕事で会えなかったし、今回も軽く挨拶しただけで、一緒に写真を撮ることもできなかった。
今回お声掛けして手伝ってくださった方の中に、
「地域のために動いてくれている人がたくさんいることがわかってよかった」
といってくださった方がいて、まち協の活動がほとんど周知されていないのだなということに改めて気付かされた。
「一緒にやろう!」
「手伝って!」
って、たくさんの人に声をかけて、輪をひろげていきながらまちづくりをしていけたらと思う。
そうして、誰かの「やりたい」ことをみんなで盛り上げていけたらと思う。
それこそが、「まちづくり」であり「ひとづくり」だと改めて感じた防災プロジェクトだった。