農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【長男の三者面談】

高校3年生の長男の三者面談があった。
といっても、面談に行ったのは私ではないのだけれど。

子どもたちが小学生のころから、宿題を確認するのは旦那さんだった。
分からない箇所や間違った箇所を、わかりやすく理解しやすく丁寧に教えていて、子どもたちの学習面についてよく把握していた。
さすが、教育実習経験者。
だから、学校である個人面談には、いつも旦那さんに行ってもらっていたし、家庭学習について話をするのは、私より旦那さんの方が適任である、と、今でも思っている。

これまで何度か旦那さんと一緒に子どもたちの個人懇談を受けたことがあるけれど、夫婦そろって出席して、担任の先生をびっくりさせてしまったことがあるし、非常に教育熱心な夫婦と思われるのも違うよなと思い、それからはすべて旦那さんに行ってもらっている。


高校3年生の三者面談ともなると、専ら進路の話になる。
10月と11月に学校で行われた模試の結果をもとに、本人が希望する大学数校の合否判定一覧が載ったプリントを渡された。
10月の模試の結果はまずまずだったけれど11月の結果がよくなかった。
本人なりに努力しているみたいなんだけれどね。

今回の面談で渡されたプリントの合否判定は、とても厳しい内容だった。
先日の塾の模試の結果もやっぱり厳しい内容だった。
彼が第一志望としている学校は、あくまで憧れだったり目標だったりするので、その判定がたとえ「E」であってもそこはまあそんなもんだろうねと言えるのだけれど、現実的に行こうと思っている大学の判定がよろしくないとなると、本人もしょんぼり。

2枚目のプリントに「A」とか「B」とかが載っている欄があって、「おぉ☆」と思ってよく見てみたら、本人がまったく希望していない大学の、全然興味すら持っていない学部の判定で、学校側としては、「こういう道もありますよ」的なアドバイスなのかもしれないけれど、「まったくもって大きなお世話だよ!」って思ってしまった。

模試の結果は思わしくなかったけれど、毎日努力していることは知っているし、ちゃんと考えながら進めていることも知っている。
「ホントに大学生とかなれるんやろっかー」とぼやいている長男だけれど、母親的にはわりと楽観的に構えている。
これまで、大丈夫だろうかと心配したり、居ても立っても居られない・・・という気分になったことはないし、浪人している姿もイメージしていない。
なんの根拠もないけれど、なんとなく、長男なら大丈夫というぼんやりふんわりした気持ちでいる。
それはたぶん、信頼しているだとか、彼自身を誇りに思っているだとか、そういうことなのかなと勝手に思っている。
お金の心配は尽きないけれど、大学に合格してもしなくても、長いスパンで見てみればそんなに一大事ではないだろうし、結局は「塞翁が馬」なのかな。


大学受験というもので人生が決まるわけではなく、学びたいと思えばいつでもどこでも学べるはず。あくまでも、なりたい自分になるための手段なんだということを忘れないでいて欲しい。
本人には言わないけど、そんなふうに思っている。


お弁当のミニトマトのヘタ

お星さまキラキラにも見えるし、何か訴えかけてきているようにも見える(笑)。
子どもの頃家にあったツリーに、こんな形をしたモールのサンタクロースオーナメントがあったことを思い出した。