農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【今年の米作業 終了】

もち米のもみすりをする。

それから乾燥機の掃除、もみすり機の掃除、コンバインの掃除。
今年のすべての米作業が終了となった。


ずっと晴天が続き、空気が乾燥しているから、ワラ束もすぐに乾いた。



今日は子どもたちが二人ともお手伝い。
いろんな道具の使い方、うまく行かないときの対処の仕方、機械が動く仕組み。
機械の中に残ったお米も、大切に、きれいに集める。
そんなやり方も、作業を一緒にすることで、見て、聞いて覚えていく。
彼らにもちゃんと役割があって、自覚して責任もってその役割を全うしてくれている。
毎年少しずつ、でも、確実に成長している子どもたち。

ものごころがつく頃から、田畑で過ごし、種まきや田植え、稲刈り、そして、そこに行きつくまでの、表からは見えない作業も見てきた彼ら。
学校では教わらないことを、たくさん学んでいる。

米作りが教えてくれること、それは、お互いに支え合い、共に生きるということ。
ちいさな農家だからこそ、伝えられているのかもしれない。