農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【戻ってきた日常】

できれば毎日ブログを書き残しておきたいと思っているのだけれど、昨日は気力がわかず、、、。
だったら早々に用事を済ませて、早くに休めばいいのに、用事を済ませた安心感からか、だらだらとネットサーフィンしたり、ぼんやり当てもなくSNSを眺めたりして、過ごしてしまった。
ああ、もったいない、ああ、なんてバカなんだ。と、後悔ばかり。


盆暮れ正月は、毎回、過ぎてしまった後で疲れが押し寄せる。
親戚が集まるのだけれど、寄る人数の多い少ないに関係なく、気が張って疲れるものだということが今回、よくわかった。
今年の盆は特に、人数が少なかった分話題が偏り、義父が飲み過ぎて「くだをまいた」ので、余計に疲れた。
普段、酔っていなくても、ぐだぐだと繰り返し聞かされる内容。
お盆では、お酒の力もあって、さらに勢いが増す。
たいていが自分中心の価値観からくる人の悪口であったり、善意の押し付けであったりするので、何度も聞かされている方としては、「またか」とうんざり。
義母は、結婚して半世紀も一緒にいるので、あしらい方を心得ているし、息子である旦那さんは、早々に席を外して近寄らない。
私の子どもたちはと言えば、長男などは、
「じいちゃん、そんなこと言いよったら、みんなから嫌われるばい。」
と、優しく、柔らかく、そして明るく、いとも簡単に手懐けてしまう。
長男のこういうところは、すごいと思う。
私はと言えば、片づけがひと段落済んで、ただぶどうが食べたくて座ったばっかりに、聞きたくもない話を聞かされて、農家で在り続けることに対する、踏み絵を踏まされるような問答を受け、せいもこんも尽き果てたようになってしまった。

自分の思い通りになんか、いくもんか!

本当は、そう言い放ってしまいたいところだけれど、大人しく一通り話を聞いて、それでも踏み絵は踏まずにやり過ごした。
私は私の想いがあるし、その想いに沿って今を過ごしているし、未来につなげたいと思っている。周りがどうだろうと、できる範囲でお米作りは続けるつもりでいるし、畑もできる範囲でやりたいようにやっていくつもりでいる。ただそれだけのこと。




写真は、「PLS」チャリティーTシャツ。

お盆の間、「PLS」という、100万人に一人の難病に罹患しながらも、明るく前向きに日々を生きている友人のチャリティーTシャツに袖を通す。
自分が罹患している病気の頭文字を、「PEACE・LOVE・SMILE」に変換して活動を続けるパワーを持った友人を誇りに思っている。


今朝もまだ気だるさが残り、食欲不振もあって、久しぶりに栄養ドリンクのお世話になった。
さて、気持ちリセット。盆の気だるさも今日までにしたいところ。
来週は、楽しいこと、ワクワクすることが控えている。
もどってきた日常を、思い通りにいかない日常を、楽しみながら過ごしていこう。