農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【気持ちをフラットにするためのつぶやき】

今日は次男の中学校のPTA役員会だった。
コロナであんまりにも活動が自粛され過ぎていて、自分がPTA役員ということさえも忘れがち(笑)。
まあ、保護者のうちのほとんどが、PTAなんて興味なくて、何の委員会があっているのか、それぞれがどんな活動をしているのかなんて、知らないんだと思う。いかに役を持たずに卒業するかということに全力を注いでいるのだと思う。
コロナで本当に必要な活動って整理されたし、PTAの在り方みたいなことも変わっていかないといけない時期に来ているから、規約の改正を含め、来年度に向けて今、詰めて話し合いをしている。

17時15分まで仕事で、役員会は18時から。
仕事が終わってすぐに家に帰ったとしても、15分後には学校に向かわなければならない。今朝は夕食のおかずの2品は仕上げ、保存容器に入れて冷蔵庫へ。直前に温め直して、メインについては、下ごしらえをしておいて、夕方義母か旦那さんに仕上げてもらうよう準備しておいた。

旦那さんは、私の陽性反応と療養生活の影響で、今週いっぱい休みとなっている。
今日は、指定シールを必要枚数貼った粗大ごみをゴミ処理場まで運んでもらうようにお願いをしていたのだけれど、他にも、部屋の掃除機をかけてくれたり、燃やせるごみを集めてくれていたりしてくれていた。
仕事を終えて帰宅して、あれこれしてくれていることに気付くと、とても嬉しくて、
「ゴミ箱もきれいになってる!!ありがとう!!」
「これもしてくれてる!!ありがとう!!」
って、自分が後回しにしていたちいさな家事が片付いている喜びでいっぱいだった。
それから、夕食のことをお願いして、役員会へ。

小一時間ほどで役員会が終了し、おなかを空かせて帰宅。
ちょうどみんな食事を終えたところだったようで、三々五々部屋へ引き揚げていくところだった。
義父母はテレビに夢中。

私も手を洗い、さっそくいただく。
そして食べ終わって、食器を流し台にもっていく。
そこで目にしたものは、、、


誰もいない台所で、一人片づける。
疲れているけれど、あともうひと踏ん張り。
そうやって自分で励ましながらテキパキと片づける。
でもなんだかとても悲しい気分だった。
この状況が、これまでの私のこのイエでのすべてを物語っているような気がして、すごく残念だった。

シェアするっていうこともない、
協力するっていう言葉も違う。
手伝うっていうのも違う。
後片付けは母さんの仕事。
誰もがそう考えていることがはっきりわかる。
誰かがしてくれているからいいや、って完全に甘えだよね。
誰かがしているから世の中が回っていることってたくさんある。
家の中のことも、社会のことも、世界のことも。


この状況を誰も何も思わないことに、怒りと絶望と悲しみと無気力と、あらゆる負の感情が満ちたり引いたりする。大海原に取り残され、波に飲み込まれないように、必死に、冷静に生き残る方法を考える。
私はいつまでこの波に翻弄されるのだろうか。

誰かが気付くまで、気付いて、それが当たり前になるまで、そして当たり前になっても、声をあげ続けなければならないのだろうな。

今日という1日を終わらせるための、リセットするためのつぶやき。