農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【何も書くことがないときは】

何も書くことがないときは、
その日食べたもの、着ていたものを書き残しておくといい・・・

そんな文章を目にした。

今日食べたものは、牛丼。
私、丼物、好きではない。
汁が、ご飯に滲みるのがあまり好きではないみたい。
だから、丼物もあまり作らない。
なのに、今日の夕食は、牛丼。

本当は、春巻きを作る予定だった。
あちこちからいただいて茹でたタケノコがたくさんあったから。

今朝、シイタケとタケノコを刻んで、ミンチと炒め合わせて、
シイタケの戻し汁と、オイスターソースとで味をつけ、
片栗粉をといて、具を作っておくつもりだった。
夕方帰宅したら、冷めた具を春巻きの皮で包んで、
揚げたてを食べるつもりで、昨日の夜から乾燥シイタケを浸けていた。
台所の準備も、頭の中の段取りもできていたのだけれど、
今朝は見事に寝坊した。

春巻きはあきらめて、帰りのスーパーでなんとかメニューを考えようと、
安くて早くて、うまいもの・・・と呟いたとたん、
「牛丼」が舞い降りてきてしまった。
舞い降りてきたものは、なかなか変更が難しい。
そういうわけで、急ぎかえって台所に立ち、
作って食べたものは、牛丼。
ほかに、絹さやの卵とじと、タケノコの鰹節煮、ほうれん草のお浸し。


今日、着ていた服。

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カーキの長袖Tシャツに、薄いベージュのベスト。

お気に入りのイヤリングをポッケに入れて出勤。
職場についてイヤリングを着けようと思ったら、
ポッケに片方しかなくて、家に戻っても、片方見つからない。
短い髪と、私のあごのラインとの間で、
絶妙なバランスで揺れていたイヤリングなだけに、ひどくがっかりする。
ファンシー雑貨店でワンコインで見つけたイヤリング。
なくした片方のイヤリングを
本気で探す気力がないまま、今日が終わろうとしている。

何も書くことがないときは、
その日食べたもの、着ていたものを書き残しておくといい・・・
本当にそうだ。
食べたものと、着ていたものを思い出すだけで、
こんなに物語が隠れていたことに気付けたよ。