裏千家淡交会筑豊支部の青年部の年忘れの交流会があった。
この時期だけの帯が締めたくて、着物に着替えていそいそと出かけてきた。


青年部は、茶道だけではなく「日本文化を知る」ことをテーマに活発に活動している。
今年度は、茜染めに挑戦したり、和菓子(練り切り)を作ってみたり、着付けの練習を重ねたりした。
来年は、い草農家を訪れて収穫体験をする予定。そして、畳店の方に来ていただいて、干支の置物がおけるような小さな敷物(台座)を作成するんだとか。
普段のお稽古やお茶会といった、自分たちに身近なところから世界をひろげていこうとする様子が感じられて、役員さんの奮闘を応援したくなる。
年忘れ交流会では、役員からメンバーにお土産が用意されていた。
それが、こちら👇

ひゃくまんさんとは、石川県観光PRマスコットキャラクターのこと。
「ひゃくまんさん」は、石川県の郷土玩具であり、縁起物の「加賀八幡起上り」をモチーフに、石川の多彩な文化をギュッと凝縮し、百万石の豪華絢爛さをイメージさせるデザインで、北陸新幹線開業PRキャッチコピー「いしかわ百万石物語」を象徴するキャラクターとして作成されました。

この「ひゃくまんさん」のストラップは、手作りキットになっていて、キットの購入金額のうち、300円が日本赤十字社を通じて復興支援に充てられるのだとか。
淡交会筑豊支部では、2月から3月にかけて開催された「雛(ひいな)のまつり」のお茶席でも、石川県のお菓子を使わせてもらった。
その時は、行松旭松堂さんの「辻占」という、中におみくじが入っているお菓子だった。
被災地の和菓子屋さんのお菓子を取り寄せること、マスコットキャラクターのストラップを買うこと、それが石川を応援することに繋がる。そう信じているから、行動する。
楽しい時間を過ごしながらも、何かしらできることを考えて取り組んでいる役員の皆さんに対して、すごいことだなあと感心させられたし、そんな人たちと一緒に活動できていることを嬉しく思いながら、1年を振り返り、交流を深めてきた。