農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【6キロ、1万歩 歩いてきた】

健幸保健課が主催する「あおぞらウォーキング」。
全部で6回の企画で、今日が最終日。
今日は、交流センターから出発する6キロ約一万歩のコース。

今年のほなみウォーーーク!!!のコース参考になるかもと思い、一緒に歩いてもいいか担当者に尋ねる。
じつは、健幸保健課としても、今回は参加者が多く、また、途中数か所横断歩道を渡るので、スタッフを募集していたところだったとのこと。
お互いの利害関係が一致し、その名の通り、青空の下を歩いてきた。

大起関之碑(おおだちせきのひ)

南尾公民館の前にある石碑。
大起関とは、穂波出身の力士のこと。
昭和13年初土俵、昭和33年に引退。
出羽海部屋で活躍し、最高位は東小結。
194センチ、180キロの巨漢で、とても人気のある力士だったとのこと。
石碑があるのは知っていたけれど、内容までは知らなかった。
へーーー!!!ってびっくりしながら解説を聞く。

ボタ山筑豊富士)

筑豊は炭鉱で有名だけれど、特に穂波炭鉱では、住友も三菱も三井も日鉄も炭鉱経営に乗り出していて、特に栄えていたんだそう。
写真は、旧住友の事務所があった場所からボタ山を望んで撮ったもの。
ボタとは、選炭したあとに残る質の悪い石炭のこと。
それらを積み上げてできたボタ山は、当たり前だけれど、当時は真っ黒な石炭の山だった。
地権の関係で長く人が踏み入らない状態が続き、今では人の手が加わっていない、ありのままの自然豊かな山になっている。
ちなみに、この筑豊富士、高さ121メートルで、現存するピラミッド型のボタ山としては、日本最大級なんだそう。

五穀神公園から飯塚駅方面へ下る

飛行機雲たくさん

西に向かって、幾筋もの飛行機雲がみえる。
とても気持ちの良い空。

田んぼの水路


ここ数日で、田んぼの水路に水が流れ出した。
きらきら光る水面が美しくて、嬉しくなる。

9時半出発、11時15分到着。
ケガもなく無事に帰還する。


3月に開催したほなみウォーーーク!!!のアンケートでは、「神社やお寺をまわったり、史跡巡りをしたい」という希望がちらほらあった。
普段車で通りすぎるだけで、見落としているスポットがたくさんあることに改めて気付く。
徒歩でなくては通れない道も多く、知らないことやものがたりのある小さなスポットもたくさんあって、地元の人の話を聞きながらコースを選定するのも楽しみの1つになりそうだ。
今日の内容を早速次回のAcademy'sの会議で共有することにしよう。


青空の下、おしゃべりをしながら6キロ1万歩を歩き、程よく疲れて帰ってきたのだけれど、午後からの仕事は眠くて睡魔と格闘しながらなんとか頑張った(笑)。
普段はなかなか歩かないけれど、今日はお天気も良く、花々が美しく、とても楽しいウォーキングとなった。