農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【作為のない美しさに憧れた月曜日】

今日はお茶のお稽古。
7月からは夏の着物。
夏の着物とは、「絽」とか「紗」のこと。
生地に目が開いており、通気性がいいように織られている着物のこと。
帯も帯揚げや帯締めも夏物。
そういうわけで、すぐに出そうと思えば出せれるのだけれど、
気持ちの準備不足で着物はあきらめる。
仕事もお稽古も、やっぱり「準備が大事」です。

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籠に活けているだけでどうして涼しく感じるんだろう。
そして、野に咲いているように、手を加えた感を感じさせない雰囲気。
作為がなく自然であること・・・
いいなぁ、憧れるなぁ、と静かに床を眺めておりました。


備忘録・・・
籠:かつらかご
  利休が桂川の漁師から「魚籠(びく)」を譲り受けて花入れに見立てたのが始まりだそう。

茶花5種:シマアシ・ヤマトラノオムクゲノリウツギ・ノコギリソウ

涼しげな植物の代表のような「シマアシ(縞葦)」 | 大好きな山中湖と京都での、日々の暮らし 
シマアシ

 

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ヤマトラノオ(トラの尻尾みたいだからかな)

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ムクゲ

 

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ノリウツギ(和紙を漉くときに糊として使ったのだとか)

ノコギリソウ - Wikipedia 
ノコギリソウ(葉がのこぎりみたい)

※備忘録の草花の写真はネットより拝借しました。