農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【素晴らしき世界】

冷たい雨が続いている
おかげで一気に季節が進む。
秋はどこいった?

 

カレンダーでは「秋」といってもいいのに、気候はまだ「秋」ではなかった11月の初め、センター講座で龍王山のふもとの「青少年野営訓練所」で、ちょっと大人な時間を過ごしてきた。
講座名は「ゆるゆるハイキング」。

これは、山開きの行事の時の写真

登山道口にある小さなお宮が集合場所。
歩くことが健康にいいことはわかっているけれど、なかなか実行できていない方向け。
季節を感じながら、ゆっくりと散策しながら、舗装された軽い坂道を登る。
頑張って40分ほど歩けば、そこには焚火と美味しい珈琲と上質な音楽が待っている。

今回はこんな雰囲気で


演奏してくれるのは、藤嶋茂さん。
飯塚市在住のプロの音楽家

1957年若松に生まれる。 中学3年生よりギターを始める。 20歳の時、ジムホールのアランフェスを聴き、一夜にしてJAZZギターを始める。 1999年・2000年に渡米、Berklee音楽院サマーキャンプに参加。 JON DAMIAN氏(ジョンデミアン)に師事。 outstanding賞を受賞。 2001年にも渡米しスタンフォード大学サマーキャンプに参加。 PAT MARTINO氏(パットマルチーノ)に師事。 現在、飯塚はたや楽器店専属ギター講師。 また、6つ以上のBANDで精力的に活動し、年間140回のLIVEを行っている。


いろんなところで演奏しているけれど、自然の中での演奏は初めてとのこと。
澄み渡る青空と、歩いて熱を帯びた体に心地よい柔らかい風と、鳥のさえずり。
香ばしい珈琲の香りと、柔らかい味わいのあるコーヒー。

最高だ。

自分がやりたいことを講座にして、仕事としてその場に居合わせる。

最高だ。

次は、ハイキングをして、焚火を使って、おしゃれで簡単な防災食講習会をしようかな。
こんな場所だと、アイデアが自然に浮かんでくる。


ギター演奏の最後は、「What a wonderful world(この素晴らしき世界)」。
世界中の人たちと、この音楽とこの空間を分け合えたらどんなに素敵だろうと、素直に思う。
単純だけれど、いま手元にあるものを分け合ってさえいれば、いつでも穏やかで心地よく過ごしていけれるものなんだと実感できる。

そんな空間を動画に撮ってみた。
ギターの音も小さくて、途中、風の音が入り込んで聞き苦しいところがあるけれど、それも山の雰囲気かな(笑)


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