農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【ひとつのことば】

仕事で、子どもたちの学びの場と世代間交流の場を設ける事業に関わっています。
ただいま2学期開始に向けて準備中。
北原白秋の詩に出会いました。

ひとつのことば  北原 白秋

ひとつのことばで けんかして
ひとつのことばで なかなおり
ひとつのことばで あたまがさがり
ひとつのことばで こころがいたむ
ひとつのことばで たのしくわらい
ひとつのことばで なかされる


ひとつのことばは それぞれに
ひとつのこころを もっている
きれいなことばは きれいなこころ
やさしいことばは やさしいこころ
ひとつのことばを たいせつに
ひとつのことばを うつくしく

 

難しい言葉なんてひとつもない。

「ひとつのことばを たいせつに
 ひとつのことばを うつくしく」

本当にそうだと思う。
「わたしもそういうことばとそういうこころでいたい」
素直にそう思わせてくれる詩でした。


北原白秋は、福岡県柳川市の出身で、生涯故郷柳川を愛したそうです。
実家は江戸時代より栄えた商家で、今では記念館となっていて、私も一度だけ訪れたことがあります。


Kitahara Hakushu's Parents' Home and Museum

(白秋生家・記念館:柳川市観光協会ホームページより)
 

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北原白秋記念館
http://www.hakushu.or.jp/index02.php