農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【自分の中にある差別に気づく】

今取り組んでいること

自称、将来寝たきりになる男、落水洋介氏の講演会。

 

落水氏との打ち合わせで、
当日の送迎についてのやり取りを行いました。

 

当日は、飯塚まで、ご家族が車で送ってくださるとのこと。
ただし、帰りは、「最寄り駅まで送っていただくと助かります」と。

 

私ね、駅までじゃなくて、北九州まで送るよって思った。
私の実家、近いし・・・って。
でもね、他の講師の時は、そんなこと思わなかったんだよね。
なんでかなって、考えた。

 

自分の中に、
「落水氏は障害があって、車椅子だから」
っていう考えがあるんだって、気付かされた。

車いすだから、可哀想だとか、
障がいがあるから、可哀想だとか、
そういう気持ちがあったからこそ、
「家まで送る」って考えに至ったんだろうな。

 

落水氏は、

 

自立とは、相互依存が高い人

頼れる人が多い人のほうがなんでもできる

 

そう言ってます。

 

こうやって、いろんなことに気づかされる。


自分の中にある、自分では気付かない上から目線。
障がいがあるから可哀想なんかじゃないし、
障がいがあるから大変なんかでもない。

障がいがあってもなくても、
困っていたら「手伝って」って言えて、
必要なところに必要なだけ、多すぎず少なすぎず手伝って、
できないことはできる人がやったらいい。

 

人に頼りながら、
人に応援されながら、
でも、誰よりも人を応援している

 

自分をさらけ出して、
知ってもらって、
知ろうとする。


そんな生き方。