農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【十六夜の月】

考えてみれば、ずっと忙しかったんだった。

7月の連休からおかみ業、

その前から義父の目の手術で気を遣ってた。

田んぼの草刈も、ヒエとり作業も、

仕事の後から駆け付けて・・・

土日もアレコレ忙しくしてた。

 

もっと早くに気づいてあげるべきだったね。

自分のことなのに、

自分のことは、いつも後回し。

 

体調不良は、急には襲ってこない。

じわじわサインを出していたんだよ。

それに気づかなかった、

いやいや、気付いていたけど、

いろんな理由で誤魔化してやり過ごそうとした自分が悪かったね。

 

休みたくても休めない、

休むということが罪だと言わんばかりに

頑なになってしまっている

そんな私の思考をほぐしたい。

 

満月の日と、十六夜の日、

真っ暗な部屋で天体望遠鏡を覗く息子たち。

夢中で楽しそうな後ろ姿、

暗闇で仲良くうごめく二人の気配、

具合の悪さも忘れてしまうくらいに

二人のすべてが愛おしい

 

かわいいふたり。

私にも月と木星を見せてくれました。

 

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