農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【さつまいも苗植え体験会】

まちづくり協議会校区部会主催の「さつまいもの苗植え体験会」でした。

この事業、もともとは、小正月にしめ飾りを燃やして無病息災などを祈願する「どんど焼き」事業の時に焼き芋をしたり、振る舞いの豚汁の具材として用いるために始めたことでしたが、せっかくさつまいもを育てるならばと、小学校と協力して、2年生に芋ほり体験をしてもらうことに始まり、掘るのならば苗を植える体験も・・・ということで、一つの事業から波及、発展している事業です。
いまでは若手メンバーで結成された「若菜っ子応援隊」なる有志メンバーが、毎月の畑の草刈りや管理を行い、さらにはイベントの企画運営に挑戦するなど、畑を中心に人づくりやまちづくりが動き始めている熱いスポットなのです。

もちろん私も地元の若手ということもあり、「若菜っ子応援隊」のメンバーです。
まちづくり協議会の事務局がセンターなので、センター職員としての立場と、「若菜っ子応援隊」としての立場とを上手に使い分け、陰に日向に応援隊隊長をサポートしています(笑)。


植える種類は「紅あずま」と「紅はるか」。
前日のマルチ張りから、多くの人がお手伝い。
雨が降らないもんだから、畑の土も乾ききって砂埃が舞う有様。
水を撒きマルチを張り、さつまいもを挿すための穴をあけていく作業。
自治会長さんもお手伝いに来てくれました。

 

 

 


暑い中、ちゃんと説明を聞いて、教えてもらいながら見守られながら、丁寧に挿していきます。
体験をすることで、子どもたちが語り掛けてくる内容も、食べること、育つこと、いろいろなことが繋がっていくようすが伝わってきます。

 


子どもたちが帰った後は、子どもたちが植えた苗がちゃんと挿せているか確認し、残りの苗を大人たちで植え、水をかけました。


日照り続きの福岡。
マルチの熱さでさつまいもの葉が焼けるのを防ぐため、葉の下に、枯れ草をワラ代わりにお布団のように敷く作業をしました。


明日から、一週間の水やり当番も決めています。
日曜日、月曜日に雨の予報がありますが、うまく根付いてくれるまでの数日間は、水は欠かせません。

30℃近くまで気温が上昇し、炎天下の中での作業となりましたが、年々、集まってくださる方が増え、嬉しく思っています。
秋には芋ほりで子どもたちの歓喜の声が響くといいな、そう願っています。