農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【自然を侮るなかれ】

引き籠り生活もここまで続くと、無性に体を動かしたくなります。
持ち帰った仕事があったので、椅子に座っていることが多く、歩くといっても裏の畑に野菜を取りに行く程度。たまらず昨日は職場近くの土手まで車で移動し、土手をお散歩。ここの土手は毎年つくしを取りに来る場所。つくしはもう少し先みたいです。

いつもは「学校行きたくねぇ~」なんてぼやきながら登校している次男が、今日は、「早く学校行きてぇ~」と、ウソかホントかぼやいていました。登校できるようになる金曜日は、学年末テスト最終日だそうで。それでも学校に行きたいみたい。そりゃそうだ。友達にも会いたいだろうしね。

なまった体を呼び覚ますべく、今日は、旦那さんと次男と三人で低山登山をしてきました。

隣町の田んぼの倉庫まで車で移動し、倉庫裏の用水路を越えて、山に分け入ってみたのです。用水路を越えて少し行くと、「クヌギの森」と勝手によんでいる、少し開けた場所に出るのですが、この先はあまり行ったことがないので、ここから、お正月に初日の出を拝みに登る山の頂上を目指してみようということになりました。

本来の登山口は、ぐるっと回って反対側にあるのですが、こちらからでも登れるのではないかという、素人ならではの感覚で、道なき道を登り、途中眼下に望む景色で方向を確認しながら、休み休み1時間程度登ったのですが、目的地の山頂は、なかなか姿を見せません。

ケータイのグーグルマップで現在地を確認してみると、笑っちゃうくらいに目的地は先の方。おそらく尾根を3つくらい越えなくてはいけないようだし、これまで歩いてきた3倍の時間はかかりそうだということが判明。
少し開けたところで、持参したあたたかいお茶と、チョコレートで休憩し、来た道を引き返すことにしました。

ところが、さて下山しようとなると、登ってきた方向がはっきりわからなくなって、低山でも遭難するとはこういうことかというくらいの感覚。
遠くに見える景色と、グーグルマップに写る倉庫の写真と現在地を頼りに、とりあえず下山。
途中、明らかに「こんなところなかったよね」という景色に少し焦りながら、なんとか無事に「クヌギの森」まで下りてきたのでした。
道なき道をよじ登り、道なき道を滑り降り、おかげで体は疲れました。
いやはや、自然を侮ってはいけませんね。



ほとんど身体を動かさない割に、食事は今まで通りの毎日で、さぞや体重増えていることだろうと、体重計に乗ってみたのですが、増えてるどころか、減っているのです。本来ならば、なかなか減らない体重が減ったわけだから嬉しいはずなのだけれど、実際に減った数値を見て、絶対筋肉が落ちた証拠だなって、すこし心配になったのです。
ほとんど部屋から出れない長男の筋力は、どうなっていることでしょうね。

そしてもう一つ心配なこと。
それは、今月の電気代。
家族全員が昼間にそれぞれの部屋で過ごしているのですから、部屋の明かりと暖房と、それに加えて灯油を消費しているわけで、請求額がどうなっていることやらと、いまからびくびくしております。

いよいよ明日が自宅待機最終日。
そうそう、人に会わないということは、私をこんな風にさせるのだなと実感することがあったので、明日はそのことを報告します(笑)。

そういえば、せっかく動画撮ってたので、貼り付けておきます。

youtu.be