農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【10年後を思い描く・・・まとまっていないけど(笑)】

今日は寝坊をしました。
朝4時過ぎに目が覚めて、もう少し眠ろうと思ったのだけれど、あれこれ考えを巡らせているとなんだか目が冴えてしまって、次に時計を見たときは、5時過ぎでした。そろそろ起きようかなぁなんて思っていたら、いつのまにかそのまま寝ちゃってまして、気が付いたときは6時半前でした。よろよろしながら慌てて起きて朝の準備をしてきました。

 

半農半X」という言葉に出会ってから、一週間ほどしかたっていないのだけれど、次々とこれからの暮らしや生き方のヒントになるようなキーワードだったり出会いだったりが続いています。
半農半X」を提唱した塩見直紀さんは、現在、北九州市立大学の地域共生教育センター特任教員として、なんと山口県下関に住まわれているとのこと!!近すぎて驚きです。早速Facebookで塩見さんをフォロー。

それから偶然、【「食べものを育てて備える」オンラインサミット】というものが無料で行われているという情報を得たのでさっそく視聴登録。このオンラインサミット、毎日一人の専門家のインタビューが45分ほど動画配信され、合計10人、10日間行われています。そして、その専門家の皆さんがこちら。

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私がオンラインサミットに参加したのは3日目から。そして今日は9日目。
専門家の皆さんがそれぞれ実践されている、自然と共存した生き方、暮らし方、考え方をわかりやすく、面白くお話しされている。
これまでの動画を視聴して、共通していると感じたことは、
・お金があっても食べもの、エネルギーがなければ生きていけない
・水、太陽、空気があれば生きられる
・自然は余るようにできている
・奪う生き方ではなく、与える生き方を
・持続可能な(サスティナブル)モノづくり
・口にするものを意識して選ぶ
・「使い捨て」にしない、分け合う暮らし方、生き方の提案
・お金を使わない、お金が必要にならない暮らし
といったところかな。

専門家の皆さんが、それぞれの立場で自然との共存生活を実践されているのだけれど、自給生活だとか、無農薬、無肥料にこだわった農業だとかは、とかく、仙人のような生活を思い浮かべてしまう。けれども、今の生活すべてを捨てて世俗を離れて山奥に引っ越してというイメージではなく、今いるところで、できることから、小さなことから始めることが大切だと。そして、それは難しいことではなく、すごくシンプルで簡単で、そして自由なんだと。
実際、みなさん、都会で生活された経験を持っていて、都会での生活の中で少しずつ少しずつできることから取り入れていき、知識と経験が増えると出会いも増え、それぞれのタイミングで変化を受け入れ、今の場所にいる。そして、今いる場所が永遠ではなく、今やっているやり方が絶対ではないこともわかっていて、変化も楽しんでいる、そんな印象です。

お金や自分が中心の視点から自然を中心とした視点に変えてみる。知らないうちに組み込まれている大きな社会システム、常識、そういうものから少し離れてみる。自分が恐れているほど失うものは何もなく、むしろ、可能性や未来が広がっていき、五感が研ぎ澄まされていく。長期的なスパンで、自分と家族と大切な人たちと、地球のことも考える。
兼業農家を目指して、なんとなく自分と家族のこれからの10年を思い描いてみて、その時にどうありたいかということを考えながら聞いているのだけれど、とりあえず今できることは、食べ物や調味料を意識して選んでいくことかな。そして、作っているお米や野菜を丁寧に消費する。もちろん、それらをシェアする方法についてもゆっくり考えてみようと思う。本当に必要なものを丁寧に選んで、丁寧に使う。
一つ一つの話を掘り下げていくと、世界情勢、金融、政治経済のこと、すべてが絡んできて難しくもあるのだけれど、それでも私が私の生活圏の中でできること、それらを少しずつ、楽しみながら、積み重ねていけたらいいなと思っています。