農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【多分、今日が最後。】

teen-agerの仲間入りをした次男。
絶賛反抗期真っ最中で、ちょっとしたことでもイライラしてなんでも感情をぶつけてきます。
でも、ちゃんとぶつける相手を間違わない。
おじいちゃんおばあちゃんにはなんとも素直で優しいのです。
そして、父親の言うことはちゃんと聞くのです。(表面的には、、、かな)
ところがどっこい、母ちゃんには、甘えん坊の幼子のまま、じたばたとすべてをぶつけてくるのです。

今日は午前中部活があって、8時45分までに教室に入って、楽器の準備をしていないといけないのに、何度も何度も声をかけるのだけれど、8時になっても起きてこない。
もうこうなったら知らん顔。
遅刻しようが休もうが、知ったこっちゃない。
外で種まきの準備をしていたら、いつの間にか制服を着て出てきた。
ちゃんとご飯は食べたらしく、「行ってらっしゃい」の声掛けに、ブスっとした表情で、こちらを見向きもせずに、「うん」って一言出かけていきました。
で、お昼帰ってきたときは、「疲れた~」なんて言いながらも、なんだかにっこにこ。
くるっくる、くるっくる表情が変わって忙しいったらありゃしない。

そしてね、夕食後のこと。
おもむろに私の足をそろえさせて自分のほうに体を向かせ、
何をするかと思いきや・・・・・

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乗っかってきた(笑)。

そしてこのあと、体重を全面的にあずけてきた。
背中をさすってあげて、ゆっくりとんとん。
久しぶりの抱っこ。
自分よりずっと大きくなった子どもを抱っこ。
たぶん、今日が最後。
なんとなく、そう思った。
そしたら、ちょっと寂しくなって、でもすごく嬉しくて、
少しだけ強くぎゅっと抱きしめちゃいました。

多分、今日が最後。
私は今日の出来事を、そして次男のぬくもりを忘れないよう、自分に言い聞かせたよ。
甘えてくれてありがとう。