長男の中学卒業式でした。
長男は、3年前、中高一貫校を受検して入学。
入学時に6年間のカリキュラムの確認があり、
誓約書まで提出しているから、高校はそのまま進学予定。
2クラスある中学部は、高校進学後も
受験入学の生徒と同じクラスにはならないため、
「卒業式」といっても、節目みたいなものなのかなって思っていました。
でも、校長のあいさつの中に、
「義務教育課程を無事に終え・・・」
という言葉をきいて初めて、ものすごい感慨深さに襲われました。
義務教育課程を終える・・・
親としての一つの務めを果たしたんだ、そう思った。
自律しているし、自分で考えて自分で決めて、
その決断は、長男らしいものがほとんど。
そういう長男を信頼しているから、
私も長男のすることには、ほとんど口出しはしない。尊重している。
「親として」っていう自覚がほとんどないまま、
人として「対等に」ここまで来てたんだなって驚いてしまった。
自分に15歳の息子がいる、そのことにびっくり。
ついこの間、手をひろげてよちよち歩いてきてたはずなのに、
ついこの間、幼稚園にいかないと泣いて嫌がってたはずなのに、
いつの間にか、見上げるほどになり、穏やかで素直で優しい青年になって、
そしていつの間にか、「義務教育課程を終え」てしまってる。
中学校を卒業したあの頃の私と同じ年を迎えているんだな。
あの頃の母は、何を思っていただろう。
あの頃の私は、長男のように素直ではなかったな。
不思議な感覚がしばらく続いたけれど、確実にいえることがある。
それは、私も長男も、今を生きている ・・・ということかな。
長男さん、卒業おめでとう。
夢に向かって、一歩ずつ!!
大好きだから、これからも応援しつづけるよ。