農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【保護者説明会のプリントに1人突っ込みをいれる】

先日、次男の進学予定の市立中学校の説明会がありました。
例年は、1月中旬に、入学予定の児童を持つ保護者が中学校に集まって、入学に関する説明を受けるのですが、このご時世ですから、なるだけ密にならないように、中学校側も気を遣っているようでした。

この日は、私は細々と家事があったので、説明会には旦那さんに行ってもらい、夜、説明会の内容を聴きながら、書類を整理したりしておりました。

中学校の制服などは、例年なら業者の方から直接、採寸や支払い、引き渡しの説明があるようですが、今年は業者からの直接の説明はなく、それぞれの案内プリントが配られていました。
必要なものを買い出しに行くのは、期限があるものもあって、忘れないようにしなくてはと、一つ一つ確認していたのですが、制服やかばん、教材の指定はあるのですが、通学靴、靴下については、指定はなく、靴は白、靴下は「くるぶしがかくれるもの」という確認プリントが入っていました。

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もう、靴が白ければ、別に問題ないじゃん!!って思っちゃうタイプなもんだから、
靴底の黒色が見えてるからダメ
だとか、
靴の内側の色が足首のあたりから見えているからダメ
だとか、
かかとに色がついているからダメ
だとか、
靴ひもを通す穴に色がついてあるからダメ
だとか、
はっきり言ってどうでもよくて、そういうことを細かく注意している方が、いろんなことを無駄にしているようで、残念な気分になってしまうのです。
靴下に至っては、くるぶしが隠れていないといけない理由は何だろう?って考えてしまうし、さらには、中途半端な説明と写真のおかげで、靴下は白じゃなくていいんだろうか?、ワンポイントが付いていてもいいんだろうか?なんて、なんだかこちらまでおかしくなってしまっちゃったのです。

そして、私を惑わせたこの通学靴と靴下に関するプリントを、「なんなんだ、この、残念なプリントは・・・」なんて、苦笑いしながら、気を取り直して別の資料である、学校の教育目標、方針についての項目に目を通してみると、これまた突っ込みどころ満載な内容だったりするのです(笑)

たとえば・・・学校がめざす生徒像、目指す学校像に、
・自ら学び、考え、判断し、問題解決や真理を追究できる生徒
と、記してある。
さらに、
・生徒同士が互いに高め合い、認め合うことができる学校
と、記してある。

いやいや、通学靴一つで、これだけ細かい指示を出して、選択の余地を否定している状況を作り出しているのに、自分で考え、判断して、違いを認め合ったり問題解決しようとする力を求めるのは矛盾に近いでしょっ・・・なんて、突っ込みを入れてしまう悪い親なのでございます(笑)

中学生って、反抗ばかりするし、自意識が過剰になったりする時期でもある。
さらに、友達関係も、先輩後輩の上下関係も、やっぱり大変な時期なんだと思う。
だから、学校側としては、対策に追われるところがあるんだろうけれど、
あんまり細かいことを言わず、おおらかに優しく包み込んでもらえたらいいなぁと、生意気なことを考えながら、次男の入学と、成長を楽しみに、春を待っているところです。