農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【最高のドヤ顔】

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今日のあたし。
最高のドヤ顔。
それもそのはず。
有給取って、快晴の中、着物でおでかけ。
着物をまとっていたのは午前中だけだったけれど、それでも嬉しくて仕方ないのです。
写真には、ごちゃごちゃしたのが映り込んでるけれど、
どうぞ、それは、見らんどってね。←見ないでねっていう方言です(笑)

 

今日の着物の組み合わせ。
小紋」って言われる種類の着物で、柄は梅。
母からの万能名古屋帯。そして小物はいつものやつです。
この着物は、やっぱりリサイクル着物。
でも、この着物、私、大好きなんです。
着物をよく見ていくと、枝に咲き誇る梅の花と、雲どりのように色分けされた中に様々な紋のように描かれた梅の花。その雲と雲の間には菱形の文様が見え隠れしています。

この着物は、本当にお値打ち品だったと思う!!
八掛の色も、リサイクル品にありがちな真っ赤ではなく、サーモンピンク。
この淡い八掛のおかげで、着物の品の良さというか、着物の柄が持つ「格」のようなものを保っているように思えるのです。
着物に描かれている菱形、雲模様は、どちらもおめでたいとされるもの。
菱形は、田んぼや心臓を表していて、厄除けや健康を願う文様。
雲は、さまざまに色や形を変えながら次々と沸き立つことや、龍や神の住む処、人の力の及ばない場所というところから、その力にあやかった文様。
確かに季節限定ではあるけれど、それでも、着付けているときの生地の重みやとろみを感じる限り、私にとっては良品であることは間違いなくて(笑)、お値打ち品として私のところに来てくれたこと、毎年必ず袖を通せることに、喜びを隠せないでいるのです。

 

 

そんな着物をまとって出かけた先は、「愛宕神社」。

毎年、町内会の組内の皆さんで、
愛宕様詣り」という、日帰りバス旅行を楽しんでいます。
半世紀くらい前から続く行事で、地域で続いた火事の鎮火を祈願しに行ったことが始まりだそうです。
毎年、組長さんがスケジュール立てて、バスを手配して、福岡の愛宕神社へ鎮火祈願。
その後は、みんなでランチして、工場見学したり買い物を楽しんだりしていました。
今年はコロナで中止。
今年組長である我が家が、地域の鎮火祈願を代参し、希望のご家庭に、火の用心のお守りセットを購入してくるという役目を果たしてきました。

 

 

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愛宕神社のご本殿。

愛宕神社は、標高60mの愛宕山の山頂にあるため、
本殿裏側より、福岡市内が一望できます。

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右側に見えるのが福岡タワーです。
海の向こうは能古島

風景を左から右に、三回シャッターを押して写したら、
Googleフォトさんが勝手にパノラマに編集してくれて、
びっくりたまげた写真です。

さっ、次はいつ着物をまとえるかな。
そう考えただけで、わくわくときめきが止まらないのでした。