午前中、お仕事。
午後からは、お茶のお稽古。
仕事→お稽古の流れだったので、
アイ ラブ キモ~ノ!は、お預け。
お仕事終わって、銀行めぐりをしたり、所要をすませたりしていると、
昼食を食べる余裕が厳しくなってしまった。
でも、食べないとお稽古に集中できないと思い、
ファストフードで軽く済ませようかとも思ったけれど、
とりあえずお気に入りの喫茶店へGO。
しっかり、焼きカレーセットを注文しました。
そこで、隣のテーブルのご婦人2人が、
向かい合って手話で会話していました。
その光景がね、
静かなんだけれど、とてもにぎやかなの。
二人だけの世界で、どんなに耳を澄ましても、
聞こえてくるのは、服が擦れ合う音だけ。
とても静か。
でも、とてもにぎやかで、楽しそうで、
会話が弾んでいることが、手話が分からない私にもよくわかりました。
その時に思い出したのが、ずっとずっと前から、
手話を習いたかったっていう自分の気持ち。
これまで幾度か、手話を学ぶチャンスはあったんだけど、
授業が夜間だったので、見送り続けていました。
今、そのチャンスが来ても、夜間だったらやっぱり見送ると思う。
日中でも、土日でも、やっぱり見送ると思う。
だけど、いつか手話を習うことが、
自分の未来の選択肢の中に、将来やりたいことの一つとして
忘れていた落とし物を拾ったみたいに、なんの抵抗もなく加わりました。
先日の落水洋介氏の講演会にも、手話通訳をお願いしたけれど、
その時は余裕もなかったせいでしょうね、
今日みたいな感覚は全く起こらなかったけれど、
今日、ご婦人たちの静かでにぎやかな会話と、二人の特別な空気感が、
昔の憧れを思い出させてくれました。
たのしみなこと、ワクワクすること、
「いつか」の目標がまた一つ増えました。