農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【食育講演会感想~食卓で育まれるもの~】

オンラインでの食育講演会でした。

 

 

ゴーシ先生の食育講演会は2度目、いや、3度目かな。

前回は、「生をみつめて」のスライドで号泣だったんだけど、

今日は、「ばっちゃん」のスライドでたまらず落涙。

「ばっちゃん」出てきただけで涙腺緩む自分にびっくりだよ。

 

私、料理、得意ではありません。

でも、毎日頑張って作っています。

同じ肉じゃが作っても、毎回ビミョーに味が違ってて、

今日はちょっと味が薄かった・・・だとか、

今日はちょい甘すぎた・・・とか、

どうかしたら味がまとまらず、

もう最悪って、自分でうんざりするくらい。

それでも頑張って作ってる。

なんでだろう。

同居してるから、嫁としてやっとかなくちゃって、

気張ってるだけかと思ってたんだけど、

どうもそうじゃないみたい・・・。

 

うまくできてもそうじゃなくても、

ちゃんと食べてくれる家族がいる、

だから頑張って作ってる、作れている。

食べてくれる人がいるって、私にとってすごい原動力。

子どものためだとかあんまり考えたことないかな。

結果、自分に全部還ってきてる気がする。

 

「食が子どもたちの心を満たす」

「食が子どもたちの心を育む」

ゴーシ先生の講演を聞いていると、本当にそうだと思う。

それに加えて、今日の講演では、

ちゃんと食べてくれること、そのことが私の心を満たしてくれているんだと

なんとなくそんなことを気付かせてもらって嬉しくなりました。

 

今日のゴーシ先生の講演会、

食卓という場が、

子どもたちにとって、親の愛情を受け取る場である一方、

私にとって、自分の存在が誰かのためになることを実感させてくれる場である

ということを確認させてもらった、そんな素敵な講演会でした。

 

豪華じゃなくても、失敗してても、

食卓におかずがならんで、家族がそろって、笑顔がある、

それだけで、十分ごちそうなんだね。