農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【よっちゃんと再会】

穂波交流センターは、改修工事のため、

7月1日から、来年2月末まで閉館となります。

 

コロナでオンラインの講座を開催したりしたけれど、

やっぱり、改修前の最後の講座にリアルな講座を入れたくて、

人肌を感じながら、その時にしか醸し出されない空気感を味わいたくて、

改修前の最後のセンター講座を、そんな雰囲気の講座で締めたくて、

絵本リマインダー 八坂 禎則さん、

通称「よっちゃん」に講座をお願いしました。

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「絵本セラピー」って何?ってところですが、

「絵本を通じて楽しみながら自分を再発見する

大人のためのグループワーク」だそうです。

「セラピスト」って名乗るのが、ちょっと恥ずかしくて、面映ゆいそうで、

「リマインダー」と名乗っているそうです。

 

実は、よっちゃん、福岡県のPTA連合会で講演したり、

保育士さんを対象に講座したり、

日本でただ一人の「絵本リマインダー」として、

大活躍されている、すごい方。

(「絵本セラピスト」として活動されている方はいらっしゃるそうですが)

福岡市や北九州市での実績は多数ですが、飯塚進出は初めてだそうで。

ここ、穂波から次に繋げていけたらいいなと思いました。

 

今回の講座の内容ですが、

私は、3月によっちゃんの講座に参加していたんですが、

前回と違う絵本とも出会えて、十分に楽しめる内容でした。

 

まずはゆっくりと緊張をほぐすかのように、「絵本」そのものの説明。

日本の出版業界のこと、海外作品の翻訳者さんのこと、

ブックカバーのこと、子どもと大人の絵本のとらえ方の違い、

そして、よっちゃんが講座で必ず用いている絵本のこと、

これまでの参加者のリアクションのことなど・・・

 

よっちゃんが厳選してくれた絵本を、

ゆっくりと、心地よい声でよみきかせてくれる。

その絵本のテーマに沿った内容について

自分のこと、子どもたちのこと、を書き連ね、

みんなで共有し、対話し、深め合っていく感じ。

 

やっていることは、難しいことなんてなにもない。

でも、簡単なことだからこそ、

全体をまとめ、有意義なものとして仕上げていくのは難しいと思う。

 

絵本を通じて、参加者の皆さんそれぞれの中にある感情を

自然に引き出し、それぞれが見つめなおすことができるよう、

「思考」と「感情」が一致するよう、気付きが得られるよう、

導いていってくれる、そんな講座になりました。

すごいよね、絵本について、そして、自分のことについて、

ちょっとお話するだけで、「初めまして」もすぐに打ち解けてしまう。

絵本の力と、よっちゃんの力と、参加者皆さんの力。

 

参加者のほほの紅潮と、室内の温度上昇、温かくなっていく雰囲気、

 それを肌で感じ取ることができる。

やっぱり、リアル講座、好きだなぁ。

 

よっちゃんの絵本リマインダーとしての活動の基本は、

「大人の環境=子どもの環境」

 

子どもに関わっている人が、少しでも、

「明るく、楽しく、前向きな」気持ちでいること。

このことが、子どもたちの健やかな成長に欠かせないのでは、

と考え、絵本という媒体を通して、絵本に備わる力を借りて、

「自分のいいところ」「じぶんらしさ」

について大人が考えるきっかけを作ってくれています。

 

自分という「花」に、「他人から」ではなく、

「自分で」水を与えることができる

 

そんな大人が増えること

そして、子どもたちが、

そんな素敵な大人たちに囲まれ、

見守られ、安心して育っていくことができる

よっちゃんは、そんな環境を目指して活動されています。

 

よっちゃんFacebookページです。

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また近いうち、きっとまたすぐに、

よっちゃんと再会するだろうな・・・という、

そんな予感を残して、よっちゃんは去っていきました。