今朝、日の出前4時くらい、みずがめ座流星群のピークだったらしく、
昨晩から、旦那さんと長男、次男、隣町の田んぼで一晩過ごしました。
曇ってて、流れ星は見れなかったみたいだけれど、
非日常がいいみたい。
私は、留守番。
なんでいつも留守番なの?
・・・テントに3人までしか入らないから(笑)
留守番の私、日中野良仕事してるから疲れて早く眠たくなるかと思いきや、
本を読みだしたら止まらず、
1月に買っていた本、積読でしたが、やっと読みました。
「ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー」
「一生モノの・・・」はちょっと言いすぎかな。
でも、課題図書。これは私にとってはうなずける。
イギリスのパブリック中学校に通う息子の毎日のお話。
作者は女性。日本人。福岡県の人らしい。
だんなさんがアイルランド人。
その息子。小学校は私立のカトリックの学校に行きながら、
中学校はそのまま進学せずに、地元の公立中学校を選択する。
イギリスは日本と同じ島国だけど、
いろんな人種の人がいて、移民がいて、
いろんな宗教の人がいる。
いろんな階級の人がいて、いろんな考えの人がいて、
経済格差が教育の格差を確実に生んでおり、
それらが明らかに他者への寛容さに大きくかかわっていることを感じさせる内容。
息子がちゃんと学校で起こった出来事を話し、
そのことについて、母親と考えを交わす、そのこと自体、
日本ではあまり考えられないと思う。
息子の考えや思いを尊重し、出しゃばらず、でも見守り、
対等に母親の考えを述べ、枠に縛られていない、この母親、
めっちゃかっこいいし、憧れる。
日々、いろんなことが起こって、
それは何気ない日常の一コマだったり、政治的経済的なことだったり、
でも、そのことについて、ちゃんと考える・・・
どうしてそうなっているのか、自分はどう感じたのか。
あんまりというか、ほとんどまったく考えていないよね。
こりゃだめだな。
普段の考えていない自分を痛感する内容。
価値観の問題だったり、正解なんてない世界。
だからこそ、違いについて考え、違いを言葉にし、違いを認め合う。
それが理想。
そのためには、やっぱり、考えて、対話する。
批判や攻撃ではなく、対話できること。
子どもたちにも、そんな風になってほしいから、
まずは、自分から。
考える。言葉にする。人の話を聴く。対話する。
くぅ~、レベル高っっ。