先日であった、野ウサギについて、おまけのお話。
野ウサギとの出会いについてはこちら↓
野ウサギを飼おうかどうか、子供たちと相談しているときに、
「名前、なんてつけよっか?」
って、盛り上がりました。
うさこ、ぴょん吉、ぴょんた…っていうベタなやつから、
なぜか、ゆず、かぼす、レモン…っていう柑橘系まで。
そしたら、長男が、
「『野ウサギのフルー』っていう絵本、あったよね。
あの本、良かったよ、たしか。」って。
そう、私も覚えています。
読み聞かせるにはちょっと長いお話だったけれど、
ウサギの生活がよくわかり、
そして、あったかい気持ちで終わる、素敵な絵本だった。
でも、次男は
「???。僕、知らん・・・」
長男には、たくさん読み聞かせてあげたけれど、
次男は余裕がなくて、あまり読み聞かせてませんでした。
寝る前の読み聞かせも、長男は最後まで話の展開が気になって、
身を乗り出して聞いてくるけれど、
次男は、途中でスヤスヤ。
今も、この光景は変わらない(笑)
で、次男にしっかり読み聞かせてあげました。
ほらね、絵も素敵でしょ。
このウサギの躍動感とか、毛並みとか。
ちゃんとしっかり描かれている。
そして、言葉使いも品があって、穏やかで、響きがよくて・・・
って思っていたら、やっぱりね。いしいももこさん訳だ。
これは間違いない絵本。
長男が覚えていても当たり前。
先日の「ゴーシ先生に学ぶ子どもの学力と語彙力」でも、
質のいい絵本、質のいい物語、っていうワードが出ていたけれど、
「質のいい」って、どんなの?
って、うまく説明できないけれど・・・
長崎の「童話館」っていう出版社から毎月子ども宛に絵本を配本してもらっています。
長男が1歳になる前から。
もう絵本の年齢は過ぎて、次男には、児童書。長男には、大人と同じレベルの配本。
親が選ぶと偏るけれど、年齢に応じたいろんな本を配本してくれている。
読まない時期もあったけれど、
それでも、気が付いたときに本がそばにある。
そういう環境って大事かなと思い、配本は止めないでずっと続けている。
友達のこと、世界のこと、昔のこと、自分自身のこと・・・
たくさんのことを本は教えてくれる。
図書館で借りる本と、本屋で買う本の違い、
はっきりいえないけれど、その違いは漠然とわかります。
学校が休校になって、じっくり時間がある今。
米作りと、野菜作りをしている我が家には、
生活体験を積むチャンスと、読書で知識と考えを深めるチャンスが
あふれているのかもしれない。
だから、あの日、「野ウサギのフルー」を読み聞かせました。
そして、昨日も、一昨日も、次男が選んだ本を読み聞かせました。
次男のため、そして、自分のために、続けていこうと思っています。